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2/202024年末にこれまでの「40 e-tron」を置き換えるかたちで新規導入された「アウディQ4スポーツバック45 e-tron」。今回の試乗車はスポーティートリムの「Sライン」。
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3/20本国には「クワトロ」の設定もあるが、日本市場で販売されるのは後輪駆動のみ。40→45で駆動用モーターが最高出力286PS、最大トルク545N・mへとパワーアップしている。
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4/20グリル調パネルやブランドエンブレムが真っ黒な仕立てはオプション装着によるもの。この写真ではヘッドランプが市松模様状に光っているが……。
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5/20ライトグラフィックは4パターンから選べる。ランプユニット内にはシルバーの小さな反射プレートが並べられており、非常に精緻なつくりだ。
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6/20シャシーは電気自動車専用プラットフォームの「MEB」。日本で販売されている車種としてはほかに「フォルクスワーゲンID.4」が使っている。
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7/20エッジの利いたデザインが特徴的なダッシュボード。大胆にドライバー側に向けられたセンタースクリーンが目立つ。
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8/20シートは合皮とクロスの組み合わせが標準で、この試乗車は合皮と本革のコンビ表皮をオプションでチョイス。質感はさらりとしている。
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9/20後席は座面も背もたれも堂々としたサイズ。電気自動車らしくフロアはおおむねフラットだが、中央のフロアマットが省かれているのがちょっと気になる。
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10/20足まわりはフロントがストラット、リアがマルチリンクで、「Sライン」はスポーツサスペンションを装備。スタンダードな「アドバンスト」グレードよりも車高が15mm低い。
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11/20センターコンソールはダッシュボードの中央から庇(ひさし)のように突き出している。ドライバー側にある丸いボタンはオーディオのタッチスイッチとなっており、表面をなぞると音量がコントロールできる。
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12/20庇(ひさし)の下にはUSBタイプCポート(2つ)や12Vソケットなどが備わっている。階段状になった収納が使いやすい。
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13/20ステアリングホイールは上下がフラットな六角形デザイン。タッチ式のステアリングスイッチは操作エリアごとに仕切りが設けられている。
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14/20駆動用バッテリーの容量はこれまでの「40 e-tron」と変わらぬ82kW(正味容量は77kW)。ただし、一充電走行距離は613kmへと拡大している。
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15/20ドライブモードは「エフィシェンシー」「コンフォート」「オート」「ダイナミック」「インディビジュアル」の全5種類から選べる。
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16/20「インディビジュアル」モードで設定できるのはこの2項目のみ。パターンは3×3の9つだが、定められたドライブモードが4つあるため、残りの組み合わせを選ぶ必要があるかどうかは微妙なところ。
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17/20SONOSのオーディオシステムは10万円のオプションで装着できる。
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18/20荷室の容量は535リッター。「Q4スポーツバック」のほうが普通のSUVスタイルの「Q4 e-tron」(520リッター)よりも容量が大きい。
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19/20アウディQ4スポーツバック45 e-tron Sライン
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鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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