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2/192025年6月に発売された「ボルボXC60」のマイナーチェンジモデル。「次世代ユーザーエクスペリエンスの採用」「内外装のデザインのリフレッシュ」「快適性の向上と環境負荷の低減」などがうたわれている。
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3/192代目にあたる現行型「ボルボXC60」は、2017年10月に日本でも販売が開始された。XC60は2024年に販売されたボルボ車のなかで、最も販売台数が多かったグローバルモデルと紹介されている。
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4/19最新のBEV「EX90」やSUV「XC90」に共通するデザインテイストでリニューアルされたフロントグリル。ボルボの「アイアンマーク」にシンクロした斜線を重ね合わせた意匠で、モダンと洗練を表現したという。
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5/19新デザインのホイールや、ダークカラーのフルLEDテールランプで力強さが演出された最新の「XC60」。ボディーカラーは、新色の「フォレストレイク」(写真)や「オーロラシルバー」「マルベリーレッド」を含む全6色から選択できる。
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6/19マイナーチェンジした「XC60」のコックピット。9インチから11.2インチに大型化され、従来モデル比で解像度が21%向上したタッチ式センターディスプレイをダッシュボードの中央に配置している。
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7/19今回試乗した「XC60ウルトラB5 AWD」のインテリアは、「ブロンド」と呼ばれるカラーのファインナッパレザーシートや白いウッドパネルなどでコーディネートされていた。北欧ブランドらしい落ち着きのある上質な雰囲気を感じることができた。
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8/19フロントと同じくリアシートも「ブロンド」のファインナッパレザーで仕立てられている。「ウルトラ」グレードではリサイクルポリエステルを使った“レザーフリー”の表皮も無償オプションで選択が可能だ。
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9/1911.2インチにサイズが拡大され、操作性が向上したセンターディスプレイ。処理速度が2倍、グラフィックの生成速度が10倍に向上したというQualcomm Technologies社のSnapdragon Cockpit Platformを搭載している。
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10/19今回試乗した「ボルボXC60ウルトラB5 AWD」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4710×1900×1660mmで、ホイールベースは2865mm。上級グレードのPHEVよりも15mm全幅が狭い設定だ。
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11/19最高出力250PSの2リッター直4直噴ガソリンターボエンジンと48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされる「B5」のパワーユニット。トランスミッションは8段ATのみの設定となる。
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12/19スウェーデン王室御用達として知られるオレフォス社製の「クリスタルシフトノブ」は、「XC60」の全車に標準装備とされる。
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13/1915スピーカーで構成される総出力1410Wの「Bowers & Wilkinsハイフィデリティオーディオシステム」は、39万円の有償オプション。
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14/19今回のアップデートでは、ピラーやエンジンルームなどに遮音材を追加。2枚のガラスの間にプラスチックフィルムを挟み込んだ「ラミネーテッドサイドウィンドウ」もオプションアイテムとして用意する。静粛性の向上も、最新型のセリングポイントである。
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15/19今回の試乗車は、新デザインの「5ダブルスポーク ダイヤモンドカット/グロッシーブラック」の19インチホイールに、前後とも235/55R19サイズの「ピレリPゼロ」タイヤを組み合わせていた。
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16/19後席を使用した際の荷室容量は483リッター。2列目シートをすべて格納すると、容量を1543リッターに拡大できる。リアのホイールアーチ内側の形状が工夫されており、リアシートを倒しても荷室の床面は広くフラットなままに保たれる。
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17/19「XC60」のサスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン、リアがマルチリンクとなる。今回試乗した4WDのマイルドハイブリッド車では、コーナーでのロールがうまく抑え込まれ、接地感の高いスポーティーな走りが味わえた。
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18/19ボルボXC60ウルトラB5 AWD
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生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
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