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2/19今回の試乗車は992型後期の「ポルシェ911カレラT」。Tはツーリングを意味している。
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3/19「カレラT」が初めて設定されたのは先代となる991型の後期モデル。1967年にはそのルーツともいえる「911T」が発表されている。
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4/19ボディーサイドの「911 Carrera T」デカールは無償で選べるオプションだ。
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5/19サイドシルには「911 Carrera T」のプレートが貼られている。
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6/19パワーユニットは「カレラ」と同じ最高出力394PS、最大トルク450N・mの3リッター水平対向6気筒ツインターボエンジン。6段MTのみの潔い設定だ。
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7/19この試乗車はエクステリアの「ゲンチアンブルー」に合わせたインテリアパッケージをチョイス。センターコンソールやダッシュボードにブルーのパネルがあしらわれる。
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8/196段MTのシフトレバーは積層ウォールナット材のオープンポア仕上げ。後方にはわざわざ「MT」の小さなバッジが貼ってある。
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9/19ペダルとフットレストのレイアウトはご覧のとおり。特にオフセットはないが、クラッチのつながりは少々手前側に感じた。
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10/19軽量ウィンドウの採用や断熱材の削減、6段MT化などによって軽量化を実現。この試乗車の車両重量は1510kgとなっていた。
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11/19シートはサポート部にレザーを、中央部にはタータンチェックのファブリックを使った専用仕立てとなっている。
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12/19992型後期からリアシートが無償オプション扱いになり、2人乗りがスタンダードに。「911」のリアシートは荷物置きとしても有用なので、多少の重量増には目をつぶってでも装着したほうが賢明だ。
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13/1910スポークのアロイホイールにはハイポリッシュ仕上げが施される。ブレーキはローター径が350mmに拡大され、フロントには対向6ピストンキャリパーを装備する。
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14/19足まわりには「カレラ」よりも車高を10mm低く設定したアダプティブスポーツサスペンションを装備。専用チューニングのリアアクスルステアリングも備わっている。
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15/19992型後期からメーターパネルがフル液晶タイプに変更。エンジンのレッドゾーンは7400rpmから。
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16/196段MTにはオートブリッピング機能が備わっている。
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17/19クオーターウィンドウには6段MTのシフトパターンをかたどったステッカーが貼られる。
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18/19ポルシェ911カレラT
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19/19

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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