-
1/22
-
2/222025年6月に発表・発売された7代目「ダイハツ・ムーヴ」。「ムーヴ キャンバス」と基本設計を共用することで、従来モデルよりも背高なボディーにリアスライドドアを備えたモデルとなった。
-
3/22試乗車は自然吸気エンジンの中間グレード「X」。内装色はグレージュでメッキの装飾類もないが、機能・装備は充実しており、プッシュ式のオートエアコンやキーフリーシステムなどが採用されている。
-
4/22廉価グレードの「L」とは異なり、適切なドライビングポジションがとれるよう、チルトステアリングと運転席シートリフターを装備。また前席にはオプションでシートヒーターが用意される。
-
5/222025年6月の発表会より。リアスライドドアには「RS」では左右両方に電動開閉機構を装備。「G」「X」では左側のみに標準で装備されるが、オプションで右側も電動にできる。
-
ダイハツ ムーヴ の中古車webCG中古車検索
-
6/22“つり目”のLEDヘッドランプが目を引くフロントまわり。グリルはメッキモール付きのガンメタリックとなる上級グレードに対し、こちらはシンプルなブラックである。
-
7/22タテ長のテールランプは初代から受け継がれる「ムーヴ」の伝統だ。
-
8/22リアシートには、左右分割式のロングスライド機構(240mm)とリクライニング機構が備わる。
-
9/22「X」と「L」のメーターパネルは、機械式の速度計にモノクロのインフォメーションディスプレイの組み合わせだ。
-
10/22車両骨格のDNGAプラットフォームについては、「ムーヴ キャンバス」のものから大きな変更はない。ただしサスペンションのスプリングレートやショックアブソーバーの特性を調整することで、すっきりとした乗り心地やキビキビと曲がれる操縦性を追求している。
-
11/22エンジンは現行のダイハツ車ではおなじみの「KF」型0.66リッター直3 DOHC。最高出力は52PS、最大トルクは60N・mで、燃費はWLTCモードで22.6km/リッターとされている。
-
12/22アルミホイールを履く上級グレードに対し、「X」「L」グレードはフルホイールキャップ付きの14インチスチールホイールを装着。タイヤサイズは155/65R14だ。
-
13/22ステアリングホイールの右スポークに備わるパワーボタン。正式名称は「D assist切替ステアリングスイッチ」で、スイッチを押すとスロットル制御がパワー重視のものに切り替わる。
-
14/22高速でも存外に快適な「ムーヴ」だが、全車速対応型のアダプティブクルーズコントロールが用意されるのは「RS」と「G」のみ(後者はオプション設定)。その兼ね合いか、下位グレードではパーキングブレーキも足踏み式となる。
-
15/22荷室の仕様は、この手の軽ハイトワゴンとしては標準的なもの。伝統的に右ヒンジだったバックドアは、6代目よりスタンダードな上ヒンジに変更された。
-
16/22インストゥルメントパネルに備わるUSBポートは、「X」「L」グレードではディスプレイオーディオとのセットオプションとなる。
-
17/22自然吸気エンジンの軽乗用車というと、普段使い専用、街なか専用というイメージがあるが、「ムーヴX」はちょっとした遠出もこなせる快適性を備えていた。「遠出もしたくなる軽快な走行性能を追求した」という開発者の言葉に偽りなしだ。
-
18/22ダイハツ・ムーヴX
-
19/22
-
20/22
-
21/22
-
22/22

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
ダイハツ ムーヴ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
スズキ・アルト ラパン ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.11.3 スズキの「アルト ラパン」がマイナーチェンジ。新しいフロントマスクでかわいらしさに磨きがかかっただけでなく、なんとパワーユニットも刷新しているというから見逃せない。上位グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】 2025.11.1 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。
-
シトロエンC3ハイブリッド マックス(FF/6AT)【試乗記】 2025.10.31 フルモデルチェンジで第4世代に進化したシトロエンのエントリーモデル「C3」が上陸。最新のシトロエンデザインにSUV風味が加わったエクステリアデザインと、マイルドハイブリッドパワートレインの採用がトピックである。その仕上がりやいかに。
-
メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ(4WD/9AT)【海外試乗記】 2025.10.29 メルセデス・ベンツが擁するラグジュアリーブランド、メルセデス・マイバッハのラインナップに、オープン2シーターの「SLモノグラムシリーズ」が登場。ラグジュアリーブランドのドライバーズカーならではの走りと特別感を、イタリアよりリポートする。
-
ルノー・ルーテシア エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH(FF/4AT+2AT)【試乗記】 2025.10.28 マイナーチェンジでフロントフェイスが大きく変わった「ルーテシア」が上陸。ルノーを代表する欧州Bセグメントの本格フルハイブリッド車は、いかなる進化を遂げたのか。新グレードにして唯一のラインナップとなる「エスプリ アルピーヌ」の仕上がりを報告する。
新着記事
-
NEW
未来がすべてにあらず! ジャパンモビリティショー2025で楽しめるディープな“昔”の世界
2025.11.5デイリーコラム未来のクルマ、未来の技術が集結する「ジャパンモビリティショー2025」。ただし、「そういうのはもういいよ……」というオトーサンのために(?)昔の世界を再現し、当時のクルマを並べた「タイムスリップガレージ」も用意されている。内部の様子を紹介する。 -
NEW
第90回:これぞニッポンの心! 軽自動車デザイン進化論(前編)
2025.11.5カーデザイン曼荼羅新型の「ダイハツ・ムーヴ」に「日産ルークス」と、ここにきて新しいモデルが続々と登場してきた軽自動車。日本独自の規格でつくられ、日本の景観を変えるほどの販売ボリュームを誇る軽のデザインは、今後どのように発展していくのか? 有識者と考えた。 -
NEW
プジョー2008 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.11.5試乗記「プジョー2008」にマイルドハイブリッドの「GTハイブリッド」が登場。グループ内で広く使われる最新の電動パワートレインが搭載されているのだが、「う~む」と首をかしげざるを得ない部分も少々……。360km余りをドライブした印象をお届けする。 -
“安心・安全”をより長く 2人のプロが「ブリヂストン・ブリザックWZ-1」を語る
2025.11.42025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>ブリヂストンが、持てる最新のタイヤ技術を投入して誕生させた、新しいスタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1(ダブルゼットワン)」。高い氷雪上性能とサステナビリティーを併せ持つ新製品の魅力に、2人のプロフェッショナルが迫る。 -
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/TRD編)【試乗記】
2025.11.4試乗記メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! 彼らの持ち込んだマシンのなかから、無限の手が加わった「ホンダ・プレリュード」と「シビック タイプR」、TRDの手になる「トヨタ86」「ハイラックス」等の走りをリポートする。 -
「新車のにおい」の正体は?
2025.11.4あの多田哲哉のクルマQ&Aかつて新品のクルマからただよっていた「新車のにおい」の正体は? 近年の新車ではにおうことがなくなった理由も含め、トヨタでさまざまなクルマを開発してきた多田哲哉さんが解説する。






























