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2/192025年2月27日に、日本導入が発表されたMINIのハイパフォーマンス電気自動車「ジョンクーパーワークス エースマンE」。チェッカードフラッグロゴがあしらわれたエンブレムや専用デザインの前後スポイラー、チリレッドのアクセントなどで内外装がコーディネートされている。車両本体価格は641万円。
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3/19「ジョンクーパーワークス」は、MINIブランドのハイパフォーマンスモデルを取り扱うサブブランド。1960年代にモータースポーツ界を席巻したジョン・クーパーの名前がその由来である。
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4/19閉じられたフラットなフロントグリルは、最新世代のMINIにラインナップされるほかの電気自動車とも共通するデザイン上の特徴。車体下部もほぼ全面にわたりアンダーカバーで覆われている。
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5/19「MINIエースマン」はクロスオーバーSUVスタイルの電気自動車専用モデル。5ドアハッチバックのみのラインナップで、ボディーサイズは「クーパー5ドア」と「カントリーマン」の中間に位置する。
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6/19「MINIジョンクーパーワークス エースマンE」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4080×1755×1515mm、ホイールベースは2605mm。車重は1760kgと発表されている。
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7/19ブラックのリサイクルポリエステル表皮に赤いアクセントが入るダッシュボードと「JCWスポーツステアリングホイール」は、各モデルのハイパフォーマンスバージョン「ジョンクーパーワークス」に共通するアイテム。
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8/19直径240mmのタッチ式大型円形ディスプレイをダッシュボードセンターに配置。速度やバッテリー残量のほか、カーナビの地図、インフォテインメントの作動など、各種情報が表示される。写真は「Go-Kart」モードを選択した様子。
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9/19容量54.2kWhの三元系リチウムイオン電池を搭載。右のリアフェンダーにAC普通充電ポートを、左のリアフェンダーにDC急速充電ポート(写真)を配置している。
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10/19最高出力258PS(190kW)/5000rpm、最大トルク350N・m/50-5000rpmの電気モーターを搭載し前輪を駆動。一充電走行距離は403kmと発表される。
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11/19「ジョンクーパーワークスブラック」と呼ばれる黒をベースとした合皮の表皮「べスキン」に、レッドのアクセントが施された「JCWスポーツシート」を標準で装備。フロントシートには電動調整機能とヒーターが組み込まれている。
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12/19フロントシートと同じく「ジョンクーパーワークスブラック」の「べスキン」表皮で仕立てられたリアシート。「MINIクーパー」の「3ドア」や「5ドア」とは異なり、リアシートは3人掛けで、乗車定員は1人多い5人となる。
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13/19ステアリングホイールに「Eブースト」モードを作動させるパドルスイッチが備わる。パドルを引くと、モーターパワーが10秒間だけ20kW(約27PS)追加される。
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14/19今回の試乗車は、標準で装備される19インチの「ジョンクーパーワークス ストライプスポーク2トーン」ホイールに、225/40R19の「ハンコックiON evo R」タイヤを組み合わせていた。
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15/19「スイッチセンター」と呼ばれるセンターコンソール上部のスイッチパネルには、パワーユニットのON/OFFスイッチやATセレクター、ドライブモード「EXPERIENCES」を切り替えるスイッチなどが並ぶ。EXPERIENCESは、センターの大型円形ディスプレイを直接タッチすることでも切り替えが可能だ。
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16/19後席使用時の荷室容量は300リッター。リアシートの背もたれを前方にすべて倒せば、最大1005リッターに拡大できる。テールゲートの開閉は手動式。
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17/19「MINIジョンクーパーワークス エースマンE」のサスペンションは、はっきりとハードで古典的な調律。下からの突きあげはそれなりにズシンと響く。しかし、現代のクルマとして許容範囲のフラット感を同居させることにも成功している。
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18/19MINIジョンクーパーワークス エースマンE
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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