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1/122026年3月、プジョーが新型1.2リッター直3エンジン「ターボ100」を発表した。ドライビングプレジャーをさらに高めるために開発したと紹介される。「プジョー208」(写真)を皮切りに、「プジョー2008」にも搭載される。
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2/12「第3世代」「70%が新しい部品」と説明されるプジョーの1.2リッター直3エンジン「ターボ100」は、既存のユニット「EB型」(第2世代)の改良版。ボア×ストロークが75.0×90.5mm、排気量が1199ccで、最高出力100PS/5500rpm、最大トルク205N・m/1750rpmを発生する。
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3/12「ターボ100」の初搭載モデルとして選ばれた「プジョー208」。新型可変ジオメトリーターボチャージャーの採用により、低回転域でのダイナミックな加速性能の実現がうたわれる。運転の楽しさも向上させるというが、その走りやいかに。
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4/122026年5月からは、プジョーのコンパクトSUV「2008」にも新エンジン「ターボ100」が搭載されている。プジョーは「2030年までに欧州で販売するクルマの100%を電気自動車に転換する」戦略を継続・推進しているが、その一方でしっかりと新しいエンジンの開発も行っていたのだ。
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5/12「PureTech(ピュアテック)」と呼ばれる2014年に登場したプジョーの1.2リッター直3直噴ターボエンジン。最新の「ターボ100」は、2012年に登場した自然吸気エンジンの初代「EB型」から数えて第3世代にあたる。
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6/122代目「プジョー2008」のマイナーチェンジモデルは2023年5月に登場。ライオンのかぎ爪をイメージした3本のデイタイムランニングランプや横基調デザインのリアコンビランプなど、内外装がブラッシュアップされた。新エンジン「ターボ100」は、この最新モデルにも積まれる。
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7/12これまで可変ジオメトリーターボチャージャー(VGT)は、可変ベーンに耐熱性に優れた高価な材料を使う必要があったため、「ポルシェ911ターボ」といった高価格帯モデルでの採用例が多かった。現在ではVGTとミラーサイクルとの組み合わせにより、比較的安価な車両のパワーユニットにも採用されるようになった。
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8/122020年7月に上陸した現行型「2008」のエンジンルーム。導入当初は最高出力100PS/5500rpm、最大トルク205N・m/1750rpmの1.2リッター直3ターボエンジン「ピュアテック」(EB型の第2世代)が搭載されていた。
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9/12プジョーの新エンジン「ターボ100」の製造ライン。ターボ100は2014年に登場した過給機付きの第2世代「EB型」をベースとし、350barの高圧直噴システムや内部摩擦を低減するバルブタイミングシステムの導入、新しいピストンヘッドなどによってアップデートされている。
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10/12現在日本で販売されている最新の「2008」は、ステランティスで広く採用されている最高出力100PS、最大トルク205N・mの1.2リッター直3ガソリンターボエンジンに、同20PS、同51N・mの電動モーターを内蔵する6段デュアルクラッチ式トランスミッションを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載。欧州市場などに続き、純ガソリンエンジンの「ターボ100」搭載モデルは導入されるのか。日本での販売戦略にも注目である。
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11/122026年2月に国内導入が発表されたコンパクトSUV「3008」のフル電動モデル「E-3008」。ステランティスはBEVやPHEVのラインナップを充実させ電動化モデルの販売を推進する一方で、純エンジン車のアップデートもしっかりと行っている。
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12/12新エンジン「ターボ100」は、その開発段階において、あらゆる走行状況を再現する試験台で実に3万時間以上ものテストを行ったという。ターボ100を搭載した試作車の総走行距離は300万kmを超え、なかには20万km以上を走行した車両も。プジョーはエンジンの信頼性の高さに自信を持っている。

世良 耕太
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