2006ワークスチューニンググループ合同試乗会(RALLIART篇)【試乗記】
2006ワークスチューニンググループ合同試乗会(RALLIART篇) 2006.07.25 試乗記 コルトラリーアート Version-R tuned by RALLIART(FF/5MT)/アウトランダー tuned by RALLIART(4WD/CVT) 自動車メーカー直系のチューニングメーカー5社による「ワークスチューニングカー合同試乗会」に、『webCG』本諏訪と関が参加した。RALLIARTは、ホットハッチ「コルトラリーアート Version-R」と、SUV「アウトランダー」の2台をチューニングして、会場に持ち込んだ。パワーと足まわりのバランスが絶妙……コルトラリーアート Version-R tuned by RALLIART
関(以下「せ」):2006年5月に発売されたばかりの「コルトラリーアート バージョンR」のパーツが早くも登場ですか。
本諏訪(以下「も」):この新車対応の早さは、ワークスチューニングメーカーならでは。
せ:1.5リッターターボのコンパクトハッチというだけでもワクワクするのに、これをチューンするなんて、ドキがムネムネしますね。
も:やっぱりMTってのがいいよね。これだけでも盛り上がる。
せ:ノーマルに比べてエアロパーツのたぐいがデカイですね。
も:ベースもチューニングカーのようなのに、それ以上ヤらなきゃいけないからね。けっこうハデ目。
せ:スポーツサスペンションは、車高も低くなってカッコイイです!
も:そのほかに、吸排気系、ブレーキ、インテリアパーツなどに手がはいっている。
せ:ボンネットを開けると各種パイピングが鮮やかですよ。ホント極彩色!!
も:エンジン本体はイジらずに、補機類のみのチューニング。
せ:じゃ、さっそくアタックしに行きましょう!
も:アタックって……。
せ:おおー、レカロのフルバケットシートですよ。よっこいせっと……。かなりキツイです。
も:そう? こっちはちょうどいいけど。
せ:ノーマルに比べ、さらに硬くなった足まわりで、ロードホールディング性はバッチリです。
も:いいね。パワーと足まわりのバランスがちょうどいい。
せ:スパッと切るとグリッと曲がって、グォーっと出ていきますね。
も:回頭性がよく、リアの追従性が高くて、パワーの出方も急激でないといいたいのかな?
せ:でも17インチタイヤは特に必要ない感じがします。銘柄も「YOKOHAMA Sドライブ」より、ノーマルの「アドバンネオバ」のほうがいいような……。
も:ちなみにこれいくら?
せ:ベースが197万4000円で、パーツ代としてプラスされるのは、100万円近く(注:未発売の参考商品も装着されている)にもなります。
も:え、そんなにするの! 300万なんて高級車だなぁ……。
せ:もちろんパーツ単体での購入が可能なので、セットでそろえなくても大丈夫ですが。
も:サスペンションとブレーキ、マフラーだけだったら買えそう。
せ:僕はエンジンルームの見栄えを重視したいですね。目指すは極彩色!!
も:ふむ。そういうチューニングもアリでしょう。楽しみ方は人それぞれ。
もっと走りを語りたくなる……アウトランダー tuned by RALLIART
せ:なかなかチューニングカーは奥が深いですね。スポーティなクルマだけでなく、SUVにまでも手を入れるとは。
も:アウトランダーはプラットフォームやエンジン、トランスミッションすべてを新開発した渾身の作だからね。大事にしているわけだ。
せ:チューニング内容はインテリア/エクステリアのドレスアップパーツとサスペンション、そして重量級には大切なブレーキ強化です。
も:じゃあアタック?
せ:これはけっこうビシバシきますね。
も:うーむ、かなり硬いね。快適性という面では、損なわれているかと思うなぁ。
せ:SUVという車種を考えれば、ガタガタ道の走行シーンも目に浮かびますが、これでいくと大変なことになりそうですよ。
も:でも単に車高を低くするだけの目的ではなくて、前後荷重配分を見直したセッティングになっているところは、走りへのこだわりを感じる。
せ:4WDのAWC(オールホイールコントロール)を活かすために。
も:ノーマルよりもASC(アクティブスタビリティコントロール)の出番が少なくなっているかもしれない。コーナリング時の安定感は増している感じがするね。
せ:確かに山坂道の運転がちょっと楽しいですよ。SUVの高い視線でこの動きは、なんだか新鮮です。
も:CVTの音はちょっと気になるなぁ。
せ:さすがにトランスミッションに手を入れると高くなりますからね。
も:これはマフラーも取っ替えて、排気音をかぶせる作戦が合理的かな?
せ:マフラーが用意されてないのは確かに残念。
せ:しかしこれは走りを語りたくなりますよ。
も:おお、どこかのCMで聞いたようなセリフだけども。
せ:こういうSUVチューニングはかなり変化が出ますね。これには正直、シャッポを脱がされました。
も:オールシーズンタイヤをスポーツタイヤに交換すれば、もっと楽しくなるかもしれないね。
(文=webCG本諏訪裕幸&関顕也/写真=峰昌宏/2006年7月)
・2006ワークスチューニンググループ合同試乗会(TRD篇)
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000018431.html
・2006ワークスチューニンググループ合同試乗会(ニスモ篇)
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000018432.html
・2006ワークスチューニンググループ合同試乗会(STI篇)
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000018359.html
・2006ワークスチューニンググループ合同試乗会(無限篇)
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000018351.html

本諏訪 裕幸
-
ホンダCB750ホーネット(6MT)【レビュー】 2026.7.18 ホンダのスポーツネイキッド「CB750ホーネット」が、話題の「E-Clutch」を獲得。ライディングの幅を広げる自動クラッチシステムは、パンチの利いた2気筒のストリートファイターにどんな走りをもたらすのか? その仕上がりを確かめた。
-
ベントレー・ベンテイガ スピード(4WD/8AT)【試乗記】 2026.7.17 「ベントレー・ベンテイガ」に最上級グレードの「スピード」が登場。ブランドの在り方をストレートに伝える名称のトップパフォーマンスモデルだが、従来型との最大の違いはその心臓部にV8エンジンが積まれていることだ。およそ不満のあろうはずもないが、最新モデルの仕上がりをリポートする。
-
フェラーリ849テスタロッサ スパイダー(4WD/8AT)【海外試乗記】 2026.7.15 歴史ある車名が与えられた「フェラーリ849テスタロッサ」は、従来型から大幅な進化をとげた高性能スポーツカーだ。では、そのオープントップバージョンの走りはどうか? 日本での発売を前に、フェラーリ通として知られる西川 淳が試乗した。
-
ポルシェ・カイエン ターボ エレクトリック(4WD)【試乗記】 2026.7.15 ポルシェ最新の電動ハイパフォーマンスSUV「カイエン エレクトリック」。そのラインナップのなかでも、最高峰に位置するのが「カイエン ターボ エレクトリック」だ。最高出力1156PS、最大トルク1500N・mという、とてつもないパフォーマンスの一端に触れた。
-
プジョー308 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】 2026.7.14 マイナーチェンジで内外装がブラッシュアップされた「プジョー308 GTハイブリッド」に試乗。大胆なデザインのフロントフェイスに目を奪われるが、ステランティス自慢の1.2リッター直3マイルドハイブリッドを搭載する最新モデルの仕上がりと走りやいかに。
-
NEW
第340回:一にエンジン、二にカッコ
2026.7.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。マツダ渾身(こんしん)のラージ商品群を応援するカーマニアのひとりとして、「CX-60」と「CX-80」の動向は常に気になっている。3列シートSUV、CX-80の最新モデルにあらためて試乗して感じたこととは? -
NEW
日産は“再挑戦”でホンダは“終了” 新型「エルグランド」発売に見る、プレミアムミニバンの今
2026.7.20デイリーコラムトヨタが圧倒的なシェアを占める上級ミニバンの世界において、新型「エルグランド」で復権をねらう日産。しかし、なぜフルモデルチェンジは16年ぶりになったのか? ホンダはどうするのか? この市場の今を考察する。 -
NEW
ホンダ・インサイト(FWD)【試乗記】
2026.7.20試乗記3000台の限定で販売される新型「インサイト」は、クロスオーバー風のフォルムと、これまでのホンダ車にはなかった内外装のデザインテイストが新鮮だ。中国で生産され、日本独自の名前が与えられた新型電気自動車の走りと仕上がりを、ロングドライブで確かめた。 -
ポルシェ911カレラT(後編)
2026.7.19ミスター・スバル 辰己英治の目利きスバルとSTIでクルマの走りを鍛え、モータースポーツにも積極的に取り組んできた辰己英治さん。彼の目に、“スポーツカーの水準器”こと「ポルシェ911」はどのように映ったのだろう? 走りの楽しさを追求した「カレラT」グレードに乗っての印象を聞いた。 -
ホンダCB750ホーネット(6MT)【レビュー】
2026.7.18試乗記ホンダのスポーツネイキッド「CB750ホーネット」が、話題の「E-Clutch」を獲得。ライディングの幅を広げる自動クラッチシステムは、パンチの利いた2気筒のストリートファイターにどんな走りをもたらすのか? その仕上がりを確かめた。 -
人気沸騰「ランクル“FJ”」を手にするもうひとつの方法
2026.7.17サブスク「KINTO」で「ランドクルーザー“FJ”」に乗る<AD>2026年5月に発売されるやオーダーが集中し、受注停止となってしまった「ランドクルーザー“FJ”」。しかし、あきらめるのはまだ早い。“FJ”とのカーライフを実現できる、トヨタの新車サブスクリプションサービス「KINTO」という手段があるのだ。
































