アウディ、2013年も「R8」でレースに参戦【SUPER GT 2013】

2013.03.20 自動車ニュース

【SUPER GT 2013】アウディ、2013年も「R8」でレースに参戦

2013年3月19日、アウディは東京都内で2013年のレース活動計画を発表した。

■昨年のより2秒は速い

アウディによれば、今季はSUPER GT(GT300クラス)、スーパー耐久、GTアジアの3シリーズにGT3仕様の「アウディR8」で参戦。その内訳は、SUPER GTがHitotsuyama Racing(2013年仕様。都筑昌裕/リチャード・ライアン)とapr(2012年仕様。岩崎祐貴/ファイルーズ・ファウジー)の2台、スーパー耐久はTeam NOVA(2013年仕様。※TBN:To Be Announced=後日発表)の1台、GTアジアがHitotsuyama Racing(2012年仕様。※TBN)とTeam NOVA(2013年仕様。※TBN)の2台になるという。

SUPER GTでは、2012年シーズンを戦ったGAINER(ゲイナー)が抜けたこともあってエントリーが4台から2台に減ったが、「R8 LMS ultra 2013」と呼ばれる2013年仕様のパフォーマンスは相当高いらしい。というのも、今回の発表会に先立って岡山国際サーキットで行われた合同テストにおいて、Hitotsuyama RacingのR8はGT300クラスで2番手のタイムをたたき出したのである。

チームの一ッ山幹雄代表は「昨年は(性能調整の影響で)走っても走っても勝てなくて、『これじゃ、レースなんかやってられないなあ』と思いましたが、今回のテストで去年とは次元の違うクルマに仕上がっていることが明らかになりました。同じサーキットでも約2秒から2秒半速くなっています。ですから今年はおもしろい、いい年になると期待しています」とその違いを語った。

いっぽう、同じテストに2012年仕様で挑んだaprの金曽裕人代表は次のようにコメントしている。
「SUPER GTに参戦すると走行距離は年間7000kmほどになります。それも公道とは比べものにならないほど大きな負荷がかかりますが、R8は1年間走っても本当にノートラブルでした。そこで、これだけ耐久性が高いならアップデートする必要はないだろうと考えて、2012年仕様のまま合同テストに参加しましたが、テストではHitotsuyama Racingさんに散々やられて、だいたい1.5秒から2秒近く遅い状態でした。ですので、やっぱりわれわれもアップデートキットを購入しようと思います」

Audi Sportの日本総代理店であるノバ・エンジニアリングの森脇基恭氏によると、2013年仕様は改良型エグゾーストエンドパイプおよび新しい排気レイアウト、アンチノーズダイブを強めるためジオメトリーを見直したフロントサスペンション、改良型アンダーフロア/リアディフューザー、より高く後方にマウントされることになったリアウイングなどを装備することで、大幅なパフォーマンスアップを図ったという。

昨年は大きな期待が寄せられながらも、SUPER GTでの優勝は開幕戦の1回のみにとどまったアウディR8。2013年はどんな活躍を見せてくれるのか、いまから楽しみだ。

(文と写真=大谷達也/Little Wing)

発表会場に展示された「アウディR8 LMS ultra 2013」。
発表会場に展示された「アウディR8 LMS ultra 2013」。 拡大
 
アウディ、2013年も「R8」でレースに参戦【SUPER GT 2013】の画像 拡大
 
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2013年、アウディのモータースポーツ活動に深くかかわる3氏。写真左から、apr代表の金曽裕人氏、Hitotsuyama Racing代表の一ッ山幹雄氏、そしてノバ・エンジニアリングの森脇基恭氏。
2013年、アウディのモータースポーツ活動に深くかかわる3氏。写真左から、apr代表の金曽裕人氏、Hitotsuyama Racing代表の一ッ山幹雄氏、そしてノバ・エンジニアリングの森脇基恭氏。 拡大
 
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