BMW X2はスポーティーな装いが与えられたコンパクトSUVのニューモデル。キャビンをコンパクトに仕立ててクーペ風のプロポーションとしたことにくわえ、フロントのキドニーグリルは上辺よりも下辺のほうが長い台形を新採用。BMWのXモデルのなかでも異彩を放っている。「X1」同様、横置きされるエンジンはいずれも排気量2リッターで、ガソリン1種、ディーゼル2種(出力違い)の計3種類。ギアボックスはガソリンが7段DCTでディーゼルが8段ATとなる。駆動系はFFと4WDの2タイプを用意。モデルとモデルのすき間がだいぶ埋まってきたXモデルだが、ニューカマーは日本市場でも成功するのだろうか? 引き続き注視したい。
AMGは、「One man - one engine(ひとりのマイスターがひとつのエンジンを)」というブランドのポリシーに沿わない初のモデルシリーズ「43」を2年前に投入して以降、飛躍的に販売台数を伸ばしており、2013年に3万台だったものが2016年には13万台以上に達したという。53シリーズのエンジンも43同様、通常の生産ラインで組み立てられるが、AMGではふたつのシリーズをエントリー・パフォーマンス・モデルと位置付け、さらなる拡販に取り組むもようだ。
BMW 740i Mスポーツ(FR/8AT)【試乗記】2023.1.21試乗記BMWの旗艦「7シリーズ」が7代目に進化。迫力のある造形と、大胆な提案を盛り込んだヒューマン・マシン・インターフェイスが話題を呼ぶ新型だが、それらは私たちにどんな感動をもたらしてくれるのか? 走りはどう進化したのか? 実車に触れて確かめた。