週末が主な出番である趣味のクルマは、数日程度のブランクでも、ガレージでボディー表面に多少なりとも埃(ほこり)をためる運命にある。埃ならまだしも湿気や水分が潜り込めば、多くのバーン・ファウンド物件がそうであるように、金属もゴムもプラスチックも朽ちていく要因となる。愛車をむざむざ危険にさらすぐらいなら、一見、ファニーだが取り入れてみたいソリューションがここにある。
アメリカ生まれの「カーカプセル」は、ベースマットにクルマを載せてファンを付け、ジッパーを閉めてAC12V電源につなげば準備完了。ファンから空気が送られバブルが膨らむ。愛車が透明なバブルに包まれて収まる様子に、思わずクスリとするだろう。
内部の空気は循環し続けるため、埃が付きにくく、水分を飛ばしてさび対策にもなる。インドア用のほか、ある程度の雨雪や強風にも耐えるアウトドア用もある。コストとなる電気代は月々数百円ほど。愛車を大事に維持するための切り札となりそうだ。
アメリカで生まれたカーカプセルを日本で取り扱うのは、ヤナセのクラシックカー センター。「クラシックカーのある暮らし」をきめ細かに支える同社らしく、オーナーの心理に寄り添うアイテムだ。
(文=南陽一浩)
YANASE/ CAR CAPSULE
ヤナセ/カーカプセル
価格:13万6080円~
問い合わせ:ヤナセ クラシックカー センター 045-474-7856
https://yanase-classic.com/
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南陽 一浩
1971年生まれ、静岡県出身、慶應義塾大学卒。出版社を経てフリーライターに。2001年に渡仏して現地で地理学関連の修士号を取得、パリを拠点に自動車や時計、男性ファッションや旅関連を取材する。日仏の男性誌や専門誌へ寄稿した後、2014年に帰国。東京を拠点とする今も、雑誌やウェブで試乗記やコラム、紀行文等を書いている。
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