第36回:志賀高原にて思う(前編)

2020.11.24 バイパーほったの ヘビの毒にやられまして
志賀草津道路の展望駐車場にて。左の茶色い峰がたぶん、草津白根山。
志賀草津道路の展望駐車場にて。左の茶色い峰がたぶん、草津白根山。拡大

コロナ禍による鬱屈(うっくつ)した日々に耐えかねて、逃げ出した先は風光明媚(めいび)な志賀高原。webCG編集部員が、排気量8リッターのマッスルカー「ダッジ・バイパー」とともに日本アルプスを爆走。爆音&生ガスとともに、観光名所を駆け回る。

今回の目的地は、ユネスコがエコパーク(生物圏保存地域)にも指定している緑豊かな志賀高原。アウトローでアナーキーな「ダッジ・バイパー」で行ってよいものか、ちょっと考えさせられる観光地である。
今回の目的地は、ユネスコがエコパーク(生物圏保存地域)にも指定している緑豊かな志賀高原。アウトローでアナーキーな「ダッジ・バイパー」で行ってよいものか、ちょっと考えさせられる観光地である。拡大
横手山ドライブインから国道292号線を見下ろすの図。軽井沢~志賀高原の一帯というと、スキーだ買い物だ温泉だというイメージが強いが、個人的には「クルマで行くと気持ちいい場所」というイメージのほうが強い。見よ。このつづら折れを。
横手山ドライブインから国道292号線を見下ろすの図。軽井沢~志賀高原の一帯というと、スキーだ買い物だ温泉だというイメージが強いが、個人的には「クルマで行くと気持ちいい場所」というイメージのほうが強い。見よ。このつづら折れを。拡大
2泊3日分の衣類や洗面具、カメラ、そして年に一度使うか使わないかのトレッキングブーツを積んで、いざ出発。時間は朝6時。途中で朝食をとっても、9時前には第1目的地である“めがね橋”に到着する計算である。
2泊3日分の衣類や洗面具、カメラ、そして年に一度使うか使わないかのトレッキングブーツを積んで、いざ出発。時間は朝6時。途中で朝食をとっても、9時前には第1目的地である“めがね橋”に到着する計算である。拡大

動機はコロナ禍の憂さ晴らし

2020年10月14日の朝6時、記者は毎度おなじみ、伏見通り沿いの昭和シェルでバイパーに給油をしていた。なんで平日のこんな時分に? というと、3日ほど有給を取って志賀高原に行くことにしたから。なんでこのタイミングで有給を? というと、今までずっと取り損ねていたからである。

かねてワーホリの称号をほしいままにしていた当方。正直なところ、+αの休みなどなくとも一向に苦ではないし、休みを取るためにスケジュールを詰めるほうがよっぽど気苦労でメンドくさい。そんなわけで、昨年まではおおらかな世相に甘えていたのだが、今年はそうはいかなくなった。労基の改正により、社員に有給を取らせないと会社が罰を受けるようになったからだ。

いやはや、これも時代よのう……。などと独り言ちつつ車内に戻り、給油記録をメモる(スマホでオドメーターとレシートを写メするだけだが)。で、あらためて実感する。ここのところ、バイパーで遠出していなかったな。コロナ禍のせいで楽しみにしていたイベントはずいぶん中止になってしまったし、各地で“他県ナンバー狩り”なんて行為が横行していると聞いたし。まったく、人の心のすさむこと麻のごとし(小林 薫ボイスで)である。

そんなわけで記者は、(恐らくは多くの読者諸兄姉と同じように)いろいろ自制してこの5カ月を過ごしていたのである。今回の志賀高原行は、そんな2020年の憂さ晴らしでもあるのだ。

ダッジ の中古車
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