ホンダ・シビック タイプR(前編)

2021.04.04 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が最新の「ホンダ・シビック タイプR」に試乗。「既存のFFスポーツカーが目指しても得られなかった性能が備わっている」と最大限の賛辞を送ったのは、一体どんなポイントなのだろうか。

太いオン・ザ・レール感覚

2020年にマイナーチェンジを受け、よりアグレッシブな顔つきとなり、足まわりにも手が入れられたホンダ・シビック タイプR。「ルノー・メガーヌR.S」や「フォルクスワーゲン・ゴルフGTI」らと量販FF車最速の座を競う鉄板スポーツモデルである。

2リッターVTECターボエンジンは、旧型比でプラス10PSの最高出力320PSを発生。3ペダル式6段MTとペアを組む。異例に高いボディー剛性や精度の高いシフトフィール、そしてスポーティーに締まった乗り心地ながら、路面の凹凸を軽くいなしてキレイに動くサスペンション。ステアリングホイールを握った誰もが、「これぞ公道を行くレースカー!」と感じるだろうシビック タイプRなのだが、実際のところはどうなのだろうか。トップレーシングドライバーの山野哲也に聞いてみた。

「シビック タイプRは“本職”の方が乗っても『公道を行くレースカー』と感じるのでしょうか?」

「はい、感じます。もう『TCRマシンか!』ってくらい。シビック タイプRには、FFで速く走るための要素がすべてが詰まっています」(TCR:ツーリングカーレースの1カテゴリー。抑えられた改造範囲や車両上限価格の設定、ワークスの参入禁止、そして地域横断的に統一されたレギュレーションで人気を博している)

スタッフの質問に即答した山野哲也。シビック タイプRは「ロボットでありロケット」と、その印象を語る。

「正確に速く走る。“太い”オン・ザ・レール感覚があります」

 
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