レクサスLBX“リラックス”(前編)

2024.03.03 思考するドライバー 山野哲也の“目” 山野 哲也 レーシングドライバー山野哲也が「レクサスLBX」に試乗。これまで「LS」をはじめとした大型モデルで追求してきたレクサスならではの世界観を、小さなボディーに詰め込んだ意欲作である。山野のジャッジやいかに!?
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“小顔”の新型コンパクトSUV

「いつかは出してくると思っていたんですよ」と、レーシングドライバーの山野哲也。

「小さな高級車というヤツを」

なんだか劇画調の始まりになってしまったが、今回取り上げるクルマは、レクサスのコンパクトSUV、LBX。「トヨタ・ヤリス クロス」のコンポーネンツを活用し、しかしプレミアムブランドにふさわしいモデルに仕上げるべく大幅に手が入れられた注目のニューカマーだ。ヤリス クロスよりホイールベースが20mm延長されワイド&ローのボディーが与えられた結果、ベースとはまるで異なる印象のプロポーションを手に入れた。

動力系は、1.5リッター3気筒とモーターを組み合わせたハイブリッドのみ。通常のFFに加え、リアにもモーターを搭載する「E-Four」こと4WD車も用意される。エンジンは基本的にヤリス クロスと同一だが、同車よりモーターの出力を増しているのが特徴。価格は、ヤリス クロスの「200万円台後半から」に対し、LBXは「460万円スタート」と、こちらも明確な差をつけている。

webCG:レクサスLBXの第一印象はいかがでしょう?

山野:“小顔”ですね!

 
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