BMW 523iエクスクルーシブ(前編)
2024.04.11 あの多田哲哉の自動車放談 BMWの基幹モデル「5シリーズ」がフルモデルチェンジ。早速新型に試乗した多田哲哉さんは、その仕上がりに「従来のクルマづくりとは違うアプローチ」を見たという。一体、どういうことなのか?大きいのにはワケがある
新型5シリーズを前にして、多田さんは「『スープラ』の企画をしていた時は、日本で5シリーズに乗っていたんです。直列6気筒を積んだモデルです」と明かした。
「スープラをBMWと共同開発することになって、BMWに使われている部品や技術を理解するという目的もありました。スープラには直列6気筒エンジンも搭載することになっていましたし、サスペンション部品の多くは5シリーズのものが使われる予定だったからです」
時期的に考えると、先代前期型の「540i」か。
「そのイメージからすると、新型はどこから見ても大きい。乗っていても、サイズの大きさをはっきり感じさせます。それを2リッター4気筒という小さいエンジンで走らせているわけで、ちょっと不思議な乗り味です」
たしかに新型5シリーズは大きい。先代より全長で85mm、全幅で30mm拡大されただけでなく、ほぼ同時期に刷新された新型「メルセデス・ベンツEクラス」との比較だと、全長は100mmも長い。2995mmというホイールベースもクラス最長。さらに全高も1.5m超で、この背高なところも、新型5シリーズを大きく見せている理由のひとつといえる。
「それは、このクルマが電気自動車(BEV)を優先につくられているからでしょうね」と、多田さんは新型5シリーズの本質を突く。
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