BMWが5代目となる新型「X5」を発表 初の電気自動車「iX5」もラインナップ
2026.07.02 自動車ニュース 拡大 |
独BMWは2026年7月1日、プレミアムSUVの新型「X5」を発表した。
全部で5つのパワーユニットをラインナップ
BMW X5は2000年に誕生した大型のプレミアムSUVであり、今回発表された新型は5世代目のモデルにあたる。トピックは多岐にわたり、初の電気自動車(BEV)である「iX5」用の電動パワートレインを含め、全部で5種類の駆動システムをラインナップ。新世代のヒューマン・マシン・インターフェース「BMWパノラミックiDrive」など、BMWの持つ最新技術を網羅しているという。2026年8月から米国のスパルタンバーグ工場で生産される。
当初のラインナップは、3リッター直列6気筒ガソリンターボエンジンをベースとしたマイルドハイブリッド車「X5 40 xDrive」、およびプラグインハイブリッド車(PHEV)「X5 50e xDrive」「X5 M60e xDrive」、3リッター直列6気筒ディーゼルターボエンジンをベースとしたマイルドハイブリッド車「X5 40d xDrive」、そしてBEVの「iX5 60 xDrive」で、追ってトヨタと共同開発した第3世代燃料電池システムを積む水素駆動モデル「iX5ハイドロジェン」も加わる予定だ。
このうち、BEVのiX5 60 xDriveは「第6世代BMW eDriveテクノロジー」を搭載。新開発の円筒形セルを採用した高電圧バッテリー(正味容量141kWh)により、WLTPモードで645~845kmの一充電走行距離を実現したという。800Vシステムに対応し、最大460kWの超急速充電が可能。駆動方式は前後2基のモーターによる4WDで、システム最高出力は578PS(425kW)。0-100km/h加速は4.6秒というパフォーマンスを発揮する。
またM60e xDriveはBMW Mの手になるPHEVのハイパフォーマンスモデルで、エンジンとモーターの組み合わせで612PS(450kW)のシステム最高出力を発生。EV走行換算距離は81~98kmとされる。
最新世代のインターフェイスを採用
エクステリアは、新型「iX3」から導入が進んでいる新世代のデザインコンセプトにのっとったもので、垂直なキドニーグリルと新しい「ダブルXライトアイコン」のLEDヘッドランプが特徴。サイドはドアハンドルに新意匠の「BMWウイングレット」を組み込み、すっきりとしたシルエットを実現したとしている。
一方インテリアは、天然素材「スレート」やガラスのアクセントなどによって上質感を追求。フロントガラス下部にコンテンツを投影する「BMWパノラミックビジョン」の採用により、視線移動のない正確な空間認識を可能にしたという。またダッシュボードの助手席側には14.6インチの「BMWパッセンジャースクリーン」を初採用。走行中にも動画視聴が楽しめるほか、ドライバーの脇見を検知すると自動で減光する安全機能も備える。
走行性能を高める機能も充実しており、BEVのiX5には最新のドライブトレイン管理技術「Heart of Joy」や「BMWシンビオティックドライブ」を投入。足回りにはアダプティブサスペンションが標準装備され、インテグラル・アクティブ・ステアリングにより、最小回転半径は約0.8m短縮されている。また、先進運転支援システムとしては、高速道路でのハンズフリー走行(130km/hまでの車速で使用可能)や自動車線変更が可能な「モーターウェイ&シティーアシスタント」などを導入している。
市場投入のスケジュールは、2026年11月28日にドイツにおいてまずは内燃機関モデルの導入を予定。BEVおよびPHEVモデルは2026年10月8日に受注を開始し、2027年初頭に販売が開始される見込みだ。
(webCG)
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