第134回:アウディデザイン水掛け論 ―これが未来のアウディか? 「ヌヴォラーリ」と他のモデルに見る不整合―
2026.10.28 カーデザイン曼荼羅 拡大 |
微妙に迷いが見えていたアウディのデザインに、新しい潮流が? これまでとは異なるモチーフが取り入れられた「ヌヴォラーリ」の造形は、次世代のフォーシルバーリングスを指し示すものなのか? カーデザインの識者と、アウディデザインの未来について考えた。
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ヌヴォラーリに見る次世代アウディの方向性
webCGほった(以下、ほった):今回は、最近のアウディデザインについて議論しましょう。アウディについてはこれまでにも何度か取り上げてきましたけど、その後もいろんなモデルが出て、新しい動きが見えてきたっぽいので。
渕野健太郎(以下、渕野):次世代のアウディデザインとしては……まずは「コンセプトC」というのが出ましたよね。
ほった:ちょうど1年くらい前ですね。
渕野:あれを見たとき、アウディはミニマルなデザインに回帰しようとしているんだなと思いました。ただやりたい世界観は分かるのですが、昔のデザインモチーフを寄せ集めたようで、新しさをあまり感じませんでしたね。
清水草一(以下、清水):初代「TT」と「R8」を合体させたみたいでしたね。そんで顔はモアイ像(参照)。
渕野:なおかつ、グリルから始まるフロントの面が奥に入っていて、それを包むようにサイドの面が飛び出しているもんですから、オーバーハングがすごく長く見えたんですよ。
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