【スペック】モンデオワゴン:全長×全幅×全高=4805×1810×1470mm/ホイールベース=2755mm/車重=1450kg/駆動方式=FF/2リッター直4DOHC16バルブ(145ps/6000rpm、19.4kgm/4500rpm)/車両本体価格=277.0万円
フォード・モンデオ【試乗記】
肩が凝らない 2002.09.12 試乗記 フォード・モンデオ 欧州フォードのフラッグシップ、「モンデオ」。新型2リッターの2代目モンデオに自動車ジャーナリストの下野康史が試乗した。 会員コンテンツ「Contributions」より再録。肩が凝らない
ひとまわり大きく立派になった欧州フォードのコロナ。フォーカスほどトベなかったスタイリングは、セダンの方がむしろ個性的。足まわりも、突き上げの気になるワゴンより好印象。トランクも驚くほど広大だから、セダンがお薦め。
チェーンドライブの新型2リッター4気筒は、静かでスムーズ。2速へのキックダウンが89km/hまでしかきかないため、高速道路の追い越しはパンチを欠くが、それ以外は、動力性能に不満なし。
試乗会のチョイ乗りでは、さして印象に残らなかったが、あらためてセダンを1泊2日で味わうと、なかなか良かった。こういう中庸を得た、肩の凝らない実用セダンは、日本車ではいまや得難いと思う。新型プリメーラに「あそこまで自己主張されるのは……」と感じるファミリーマンに向く。
ただ、フォードって、いま、どこへ行けば買えるのでしょう。製品のカリスマ不足を補うには、なにより販売チャンネルの拡充が急務。マツダで売っちゃだめなの?
(下野康史/2001年5月)
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下野 康史
自動車ライター。「クルマが自動運転になったらいいなあ」なんて思ったことは一度もないのに、なんでこうなるの!? と思っている自動車ライター。近著に『峠狩り』(八重洲出版)、『ポルシェよりフェラーリよりロードバイクが好き』(講談社文庫)。
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