ラグジュアリーサルーン「BMW 7シリーズ」がマイナーチェンジ
2019.06.24 自動車ニュース![]() |
BMWジャパンは2019年6月24日、マイナーチェンジしたフラッグシップサルーン「BMW 7シリーズ」の国内導入を発表。同日、販売を開始した。
存在感と優雅さをアピール
日本では2015年10月にデビューした6代目の7シリーズに、モデルライフなかばの仕様変更が施された。
まず目を引くのが、エクステリアデザインの変更。フロントフェイス中央に位置する“キドニーグリル”の面積を40%拡大したうえでヘッドランプとひとつながりにし、存在感を強めた。一方のリアは、水平に伸びる細長いランプとクロームの加飾ガーニッシュが特徴。優雅な印象を際立たせる意匠とされている。
インテリアについては、新型「3シリーズ」や「8シリーズ」にも見られる12.3インチ液晶ディスプレイのメーターパネルを採用。AI技術を活用した、音声操作が可能なインフォテインメントシステムの操作デバイス「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」も搭載された。
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パワーユニットも強化
機関の面では、これまで2リッター直4ターボだったプラグインハイブリッドモデル(PHV)のベースエンジン(最高出力258ps、最大トルク400Nm)が、3リッター直6ターボ(同286ps、同450Nm)に変更されたのがトピック。車名も従来の「740e」から「745e」へと変更されている。PHVについてはロングホイールベースの4WD車「745Le xDrive」もラインナップされる。また、「750i xDrive」および「750Li xDrive」に搭載される4.4リッターV8ターボエンジンのアウトプットは従来より80psと100Nm増大し、最高出力530ps、最大トルク750Nmとなった。
運転支援システムも最新のものにアップグレードされている。一例を挙げれば、高速道路での渋滞時などにステアリングホイールから手を放しての走行が可能となる「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転システム」や、35km/h以下で走行した際に直近50mの軌跡を自動的にたどって後退できる「リバース・アシスト」など。制限速度を認識する「トラフィック・サイン・アシスト」機能も搭載される。
BMW 7シリーズのラインナップと価格は以下の通り。
【スタンダードホイールベース】
- 740iスタンダード:1090万円
- 740iラグジュアリー:1158万円
- 740i Mスポーツ:1285万円
- 740d xDriveラグジュアリー:1203万円
- 740d xDrive Mスポーツ:1330万円
- 745eラグジュアリー:1198万円
- 745e Mスポーツ:1321万円
- 750i xDriveラグジュアリー:1560万円
- 750i xDrive Mスポーツ:1674万円
【ロングホイールベース】
- 740Liエクセレンス:1490万円
- 740Li Mスポーツ:1490万円
- 740Ld xDriveエクセレンス:1535万円
- 740Ld xDrive Mスポーツ:1535万円
- 745Le xDriveエクセレンス:1555万円
- 745Le xDrive Mスポーツ:1555万円
- 750Li xDriveエクセレンス:1828万円
- 750Li xDrive Mスポーツ:1828万円
- 760Li xDrive:2523万円
- 760Li xDrive V12エクセレンス:2523万円
(webCG)