ボルボC40リチャージ ツイン(後編)
2022.07.17 池沢早人師の恋するニューモデル 漫画『サーキットの狼』の作者であり元レーシングドライバーの池沢早人師が、ボルボの電動SUV「C40リチャージ ツイン」に試乗。これまで70台を優に超える愛車遍歴を持つ漫画界のレジェンドは、“デンキのボルボ”に何を感じたのか。日本の道路事情にもマッチするサイズ感
前回、ボルボ初のピュアEVであるC40リチャージ ツインのほぼすべてに対して、つまりパワーとレスポンス、ハンドリング、そして価格に対して「素晴らしい!」と絶賛した、漫画界のレジェンドにして元JGTCレーサーでもある池沢早人師先生。試乗後のコメントもポジティブなものばかりで、終始ご満悦である。
とはいえ、さすがに何かひとつぐらいは「ネガなポイント」もありそうですが?
「いや……特にないんじゃないかな?」
あ、ありませんか!
「ええ。まぁスポーツカーじゃなくてSUVだから、アピアランス的な美しさや色気ウンヌンについては言うべきじゃないと思いますし……。いや、よくよく見るとSUVなのにクーペ的なフォルムで雰囲気は悪くないですね」
最近はやりのクーペSUVですね。
「僕のなかでのボルボは、昔すぎるぐらいかもしれませんが、四角くって武骨で頑丈そうなイメージが強かったんです。近年はカラフルな外装色もあるし、このモデルなんてボディーサイド下のえぐり具合が、軽快感とスポーティーさを強烈に表現しているように思えます」
クーペスタイルですから、やはり後席空間はタイトでしょうか。
「(ボディーの)サイズを考えれば後席は十分ですよ。フロントシートを僕のドラポジにセットしたうえで後席に座ってみると、余裕で足を組めちゃうんです。全長はそんなに長くありませんが、キャビンの前後長は十分ですね」
ええと、ボディーサイズはカタログによれば全長4440mmで、全幅は1875mmのようです。
「ですよね。(全長が)4.5mの(全幅が)1.9m弱ぐらいだろうと思っていました。最近のクルマなので車幅はまあまああるけれど全長は短めだから、日本の道路にも対応するサイズ感なんじゃないですか。街なかでもさほどストレスなく取り回せる大きさですね。しかもボディーフォルムがそこそこスマートで、2t超えとは思わせないところも素晴らしい」
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