No Garage, No Life! | 三和シヤッター工業
ますます便利で快適なガレージライフを約束 2023.07.10 Gear Up! 2023 Summer ガレージ周辺のIoT化を進める三和シヤッターから、手持ちのスマートフォンでガレージシャッターの開閉を可能にするシステム「RemoSma(リモスマ)」がリリースされた。その名も「RemoSma」
いまや生活必需品と言っても過言ではなくなっているスマートフォン。専用アプリをインストールすることで、スマートフォンをリモコン代わりに操作可能な家電などが増えつつあるなか、そうしたスマホで操作可能なアイテムにガレージシャッターが加わった。
開閉方式やスチール、アルミやウッドといった材質の違いなどでさまざまなガレージシャッターをそろえている、国内最大手メーカーである三和シヤッターが新たにリリースしたのが「RemoSma」だ。専用アプリをインストールすることで開閉操作を可能にする、ガレージシャッター用スマートフォン操作システムである。
対応しているシャッターにオプション設定された「RemoSma」のシステムは、専用受信機、屋外アンテナ、そして無料でダウンロードできる専用アプリで構成される。スマートフォンと専用受信機はBluetoothで接続されるため、Wi-Fiを設置する必要はない。
スマホ5台まで登録可能
その特長は、まずスマートフォンの操作でガレージシャッターの開閉が可能になること。それにより専用リモコンが不要となり、専用アプリの操作画面にはUP/STOP/DOWNのボタンが大きく表示されるためシンプルで分かりやすく、誰でもラクラク操作が可能となる。開閉時は画面をタップ&スライドする2アクションの動作により誤作動を防止し、安全性も確保している。
また1台のガレージシャッターにつき5台のスマートフォンが登録できるため、5人までの家族やスタッフなどが所有するスマートフォンがリモコンとして使えるようになる。さらに複数の「RemoSma」対応のガレージシャッターがある場合は、1台のスマートフォンでおのおののシャッターを操作することができるため、いくつものリモコンを使い分ける必要がなくなった。
これまではサンオートAD、サンオート ハイスピード、サンオート静々動々、ブロード、静々動々、エレガノSTワイド、サンゲートシリーズ、カポレージシリーズの各機種が「RemoSma」に対応可能となっており、先ごろ新たにゼクラ(スタンダード形・ローヘッド形)、ゼクラライト(開口2台用)、威風動々、EUGA、CANDY NEO(開口2台用)およびオーバースライダーがラインナップに加わった。簡単操作のシャッターの選択肢が多いのはユーザーとしてはうれしいニュースである。対応するスマートフォンは、iPhone 6s以降および2017年発売以降のAndroid端末となる。
「RemoSma」の導入によって、一段と便利で快適なガレージライフが送れるようになることは間違いない。ただし、いくら便利だからといって、目視できない場所からの、あるいは運転しながらのシャッター開閉操作は安全運転義務違反。熱心な読者に対していまさら言うことではないとは思うが、いま一度ご留意いただきたい。
(文=沼田 亨)
問い合わせ:三和シヤッター工業 03-3346-3011

沼田 亨
1958年、東京生まれ。大学卒業後勤め人になるも10年ほどで辞め、食いっぱぐれていたときに知人の紹介で自動車専門誌に寄稿するようになり、以後ライターを名乗って業界の片隅に寄生。ただし新車関係の仕事はほとんどなく、もっぱら旧車イベントのリポートなどを担当。
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