ドイツ御三家なんするものぞ! 日本を代表する高級クロスオーバー
【徹底解説】新型レクサスRX 2023.08.09 ニューモデルSHOWCASE レクサスのクロスオーバーモデルのなかでも、最上位に位置する「RX」。2022年に登場した新型は、先代からどう進化し、ライバルに対してどんなアドバンテージをもっているのか? レクサスの屋台骨を支える一台を、装備や燃費、価格など、多角的な見地で徹底解剖!国産クロスオーバーの最高級モデル
初代レクサスRXは、1998年1月に北米で発売された。当時レクサスブランドが未展開だった日本でも、それよりひと足早い1997年末に、「トヨタ・ハリアー」の名で発売されている。
最新のRXは2022年11月に約7年ぶりのフルモデルチェンジを経て登場したモデルで、グローバルでは通算5世代目にあたる。ただ、日本では2代目までハリアーとして販売されていたので、日本でレクサスRXを名乗るようになってからは3世代目である。
レクサス車を製造販売するトヨタによると、初代RX(日本名ハリアー)は「ラグジュアリークロスオーバーSUVのパイオニア」だという。レクサスではそれ以前から、「ランドクルーザー」をベースにした「LX」を販売していたが、完全な乗用車構造をもつSUVはRXが初。たとえば欧州初の高級クロスオーバーといえる「BMW X5」が世に出たのも、RXから約2年が経過した2000年だったから、RXはまさにパイオニア=元祖だった。トヨタはさらに、2005年に追加された「RX400h(日本名ハリアーハイブリッド)」を「ラグジュアリー市場初のハイブリッド」と定義する。
こうしていくつもの“初”や“元祖”を重ねてきたRXは、“世界でもっとも売れるレクサス”としても知られており、2022年9月末時点で、約95の国と地域で累計約362万台を販売したという。毎年の発表値などから単純計算すると、1989年開業以来のレクサスの世界累計販売は、同時点で1200万~1300万台だったと考えられる。これらの数字を見れば、レクサスにおけるRXがいかに大きい存在かが想像できるというものだろう。
それほど盤石なRXゆえ、今回の新型でもプラットフォームからパワートレインまで新しくなり、性能や装備も大幅に進化しているものの、パッケージレイアウトやデザイン、キャラクターなどはまさに正常進化というほかない。RXは今もなお、最高級の国産クロスオーバーSUVといえる存在なのだ。
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【ラインナップ】
待望の「350h」がようやく登場
先代RX(の最終期)には「300」と「450h」という2種類のパワートレインがあり、それぞれに、無印の標準モデル、“バージョンL”“Fスポーツ”という3つのトリムグレードが用意されていた。さらに全グレードでFFと4WDという駆動方式が選べたほか、450hには3列シートの「L」が用意されて、都合13種類の選択肢があった。
対して新型RXは、2022年11月の発売当初に国内で用意されたパワートレインは「350」「450h+」「500h」の3種類。2023年7月に「350h」が追加され、世界初公開の際にアナウンスのあった全4種類が日本で出そろった。いっぽうで、トリムグレードは各パワートレインにつき1~2種類と先代より減少。駆動方式も大半が4WD化されて、FFは量販グレードの「RX350“バージョンL”」と「RX350h“バージョンL”」に用意されるのみとなった。というわけで、最新RXの選択肢は都合7種類である。
北米などでは最初から用意されており、日本でも売れ筋になる可能性が高かったRX350hのデビューが遅れたのは、RXの発売時期がクルマ供給難の真っただ中だったことが大きい。自動車のような商品の場合、供給量を確保するためには選択肢を絞るのが効果的。なかでもRX350hは、不足していた半導体の使用量も多く、また先代に直接的な前身モデルが存在しなかったことも大きかったと思われる。
最上級のRX500h以外に用意される“バージョンL”は、落ち着きのあるラグジュアリー志向のグレードで、RX350の“Fスポーツ”とRX500hの“Fスポーツ パフォーマンス”は、その名のとおりの本格スポーツグレードとなる。とくに“Fスポーツ”と“Fスポーツ パフォーマンス”は内外装が専用仕立てとなるほか、ナビ連動連続可変ダンパー「NAVI・AI-AVS」や大径フロントブレーキなど、走行メカニズムも専用に強化される。なかでもRX500h専用グレードとなる“Fスポーツ パフォーマンス”は「IS500」のそれと同様に、よりスポーティーな外装はもちろんパワートレインも専用となる頂点モデルの位置づけである。
【主要諸元】
| グレード名 | RX350 “バージョンL” |
RX350 “バージョンL” |
RX350 “Fスポーツ” |
RX350h “バージョンL” |
RX350h “バージョンL” |
RX450+ “バージョンL” |
RX500h “Fスポーツ パフォーマンス” |
|
| 基本情報 | 新車価格 | 666万円 | 707万円 | 707万円 | 758万円 | 796万円 | 872万円 | 901万円 |
| 駆動方式 | FF | 4WD | 4WD | FF | 4WD | 4WD | 4WD | |
| 動力分類 | エンジン | エンジン | エンジン | ハイブリッド | ハイブリッド | プラグインハイブリッド | ハイブリッド | |
| トランスミッション | 8AT | 8AT | 8AT | CVT | CVT | CVT | 6AT | |
| 乗車定員 | 5名 | 5名 | 5名 | 5名 | 5名 | 5名 | 5名 | |
| WLTCモード燃費(km/リッター) | 11.8 | 11.2 | 11.2 | 20.2 | 18.7 | 18.8 | 14.4 | |
| WLTCモード電力消費率(Wh/km) | 178 | |||||||
| 充電電力使用時走行距離 | 86km | |||||||
| 最小回転半径 | 5.9m | 5.9m | 5.9m | 5.9m | 5.9m | 5.9m | 5.5m | |
| エンジン | 形式 | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC |
| 排気量 | 2393cc | 2393cc | 2393cc | 2487cc | 2487cc | 2487cc | 2393cc | |
| 最高出力 (kW[PS]/rpm) | 205[279]/6000 | 205[279]/6000 | 205[279]/6000 | 140[190]/6000 | 140[190]/6000 | 136[185]/6000 | 202[275]/6000 | |
| 最高トルク (N・m[kgf・m]/rpm) | 430[43.8]/1700-3600 | 430[43.8]/1700-3600 | 430[43.8]/1700-3600 | 243[24.8]/4300-4500 | 243[24.8]/4300-4500 | 228[23.2]/3600-3700 | 460[45.9]/2000-3000 | |
| 過給機 | ターボチャージャー | ターボチャージャー | ターボチャージャー | なし | なし | なし | ターボチャージャー | |
| 燃料 | ハイオク | ハイオク | ハイオク | ハイオク | ハイオク | ハイオク | ハイオク | |
| フロントモーター | 最高出力 (kW[PS]) | 134[182] | 134[182] | 134[182] | 64[87] | |||
| 最高トルク (N・m[kgf・m]) | 270[27.5] | 270[27.5] | 270[27.5] | 292[29.8] | ||||
| リアモーター | 最高出力 (kW[PS]) | 40[54] | 40[54] | 76[103] | ||||
| 最高トルク (N・m[kgf・m]) | 121[12.3] | 121[12.3] | 169[17.2] | |||||
| 電池 | 総電力量 | ― | ― | 18.1kWh | ― | |||
| 寸法・重量 | 全長 | 4890mm | 4890mm | 4890mm | 4890mm | 4890mm | 4890mm | 4890mm |
| 全幅 | 1920mm | 1920mm | 1920mm | 1920mm | 1920mm | 1920mm | 1920mm | |
| 全高 | 1705mm | 1705mm | 1705mm | 1700mm | 1700mm | 1700mm | 1700mm | |
| ホイールベース | 2850mm | 2850mm | 2850mm | 2850mm | 2850mm | 2850mm | 2850mm | |
| 車両重量 | 1870kg | 1950kg | 1950kg | 1940kg | 2010kg | 2160kg | 2100kg | |
| タイヤ | 前輪サイズ | 235/50R21 | 235/50R21 | 235/50R21 | 235/50R21 | 235/50R21 | 235/50R21 | 235/50R21 |
| 後輪サイズ | 235/50R21 | 235/50R21 | 235/50R21 | 235/50R21 | 235/50R21 | 235/50R21 | 235/50R21 |
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【パワートレイン/ドライブトレイン】
どんな要望にも応える豊富なバリエーション
日本仕様のパワートレインは先述のとおり4種類で、すべて先代とは別物だ。名前の数字はおのおのの動力性能を“古典的な自然吸気エンジン”で換算した目安と考えればよく、500hなら昔の排気量5リッター相当、450h+なら4.5リッター、350hや350なら3.5リッター級というわけだ。また、数字の後ろの「h」はハイブリッド車(HEV)を、さらに「+」がつくとプラグインハイブリッド車(PHEV)であることを示す。
エントリーモデルとして先代のRX300(2リッターターボ)にかわって登場したのが、2.4リッター4気筒ガソリンターボと8段ATを積むRX350だ。最高出力279PS、最大トルク430N・mという性能はトヨタ系の4気筒ガソリンエンジンとしては現役最強。現行RXでは、電動機構を持たない唯一の純エンジン車となる。駆動方式はFFと電子制御油圧多板クラッチによる4WDから選択可能で、カタログ燃費(WLTCモード、以下同)はFFで11.8km/リッター、4WDで11.2km/リッターだ。
そのRX350に続く手ごろでバランスのいいモデルが、先ごろ追加されたRX350hである。パワートレインはコンパクトSUVの「NX350h」と基本的に共通で、トヨタではもっとも一般的な“シリーズパラレル式”ハイブリッド(旧名THS II)の最新世代・高出力版。最高出力190PS、最大トルク243N・mの2.5リッター自然吸気ガソリンエンジンに、182PSのフロントモーターを組み合わせる。またFFのほかに、54PSのリアモーターを搭載した電動4WD「E-Four」も用意。RXではとくに低燃費なモデルで、FF車は20.2km/リッターと、現行ラインナップで唯一の20km/リッター台をうたう(4WDは18.7km/リッター)。
その上に位置するのがRX450h+だ。先代RXにもRX450hというモデルはあったが、それが3.5リッターV6エンジンベースのHEVだったのに対し、新型は2.5リッター直列4気筒をベースとしたPHEVとなる。そのシステムは、RX350hのエンジン+ハイブリッドに電力量18.1kWhのリチウムイオン電池を組み合わせて実用的なEV航続距離を追加し、さらに動力性能も引き上げたものと考えればいい。満充電の状態からなら、WLTCモードで最大86kmのEV走行も可能だ。ハイブリッド走行によるカタログ燃費は18.8km/リッター。駆動方式は4WDのみだ。
そして現時点で最強のRXとなっているのが、371PSのシステム出力をうたうRX500hだ。RX350と基本的に同じT24A-FTS型エンジンに、最高出力87PSのフロントモーターを内蔵した6段ATを組み合わせ、リアにも103PSのモーターを配置することで、より積極的な走りやハンドリングを実現している。ハイブリッドとしては燃費よりパワー志向が強いシステムだが、14.4km/リッターというカタログ燃費は純エンジンのRX350より優秀だ。
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【ボディーサイズ/デザイン】
レクサスの新しい顔「シームレスグリル」を採用
7年ぶりのフルモデルチェンジとなった最新のRXは、骨格構造もいわゆる最新のTNGA思想を取り入れた「GA-K」プラットフォームに完全刷新されており、さらにリアサスペンションはRXで初出となる新開発マルチリンク方式を採用。静粛性や快適性を含め、ダイナミクス性能は大きく進化したという。
プラットフォームの刷新にともなって、ホイールベースも先代の2790mmから2850mmへと延びているが、いっぽうで全長×全幅×全高=4890×1920×1700~1705mmというスリーサイズは、全幅が25mm拡大した以外、ほぼ先代と変わりない。このように「ポルシェ・カイエン」やBMW X5より少しだけコンパクトで取り回しがしやすい……という絶妙なサイズ感も、RX伝統の売りである。
フード先端を高めた水平基調のベルトラインは新型ならではのスタイリングの特徴だが、リアに向けてキックアップするサイドのプレスラインやリアクオーターピラーの独特のデザイン処理は、先代から継承されるRXのアイコンだ。いっぽう、横一文字のテールランプや切り文字の「LEXUS」バッジなど、リアの意匠はNXとの共通点が多い。フロントの「シームレスグリル」はこのRXが初出だが、今後はレクサスの各車に順次採用されていくと思われる。
その話題のシームレスグリルの処理はトリムグレードによって少しちがっていて、“バージョンL”ではひし形のドット柄となるのに対し、“Fスポーツ”系ではブラックのメッシュタイプとなる。このグリルに加えて、ホイールやドアミラーなど要所部品がブラックアウト化されるのは“Fスポーツ”系グレードならではの演出である。
外板色は新型RXのイメージカラーにもなっている銅色の「ソニックカッパー」をはじめ、黒系やシルバー系、ガンメタ系の定番色は全グレードで選択可能だ。ただ、それ以外では“バージョンL”と“Fスポーツ”系それぞれの専用色が少なくなく、また同じ定番色でも、ホワイト系は“バージョンL”では「ソニッククオーツ」、“Fスポーツ系”では「ホワイトノーヴァガラスフレーク」と別の色となっているのが興味深い。また赤系の「レッドマイカクリスタルシャイン」は“バージョンL”にしか用意されず、鮮やかなブルー系の「ヒートブルーコントラストレイヤリング」は、ご想像のとおり“Fスポーツ”系の専用色だ。
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【インテリア/荷室/装備】
レクサスならではの上質さと装備の充実度
先代よりホイールベースが60mm延びた新型RXだが、前後席間の距離が変わらないのは、ホイールベースの拡大分をドライビングポジションの改善に充てるという、TNGAらしい設計思想によるものだ。それでも前席シートバックの薄肉化などで後席の快適性や乗降性は向上されており、またカイエンやX5といったFRベースの競合車よりは、室内空間は明らかに広い。
荷室も、主に前後長の拡大により、フル乗車時の容量は先代の553リッターから612リッターに拡大。リアルな積載性にも注意が払われており、ゴルフバッグは9.5インチが4個、スーツケースは大型の77リッターと63リッターのものを2個ずつ、計4個が積める。リアバンパー下での“キック操作”で開閉が可能な「ハンズフリーパワーバックドア」も全車標準装備だ。
インテリアのつくりは、最近のレクサス車に共通する水平基調のダッシュボードと幅広のセンターコンソールによって包まれたコックピット空間が印象的。大いに存在感のある14インチセンターディスプレイはNXなどと同じだが、“2階建て”構造のダッシュボードなど、基本意匠はさすがにNXなどよりさらに凝った仕立てである。
レクサスは高級車専用ブランドであり、グレード数や仕様数も以前より絞られているからか、各グレードとも装備は標準段階でとても充実している。先進運転支援システム(ADAS)にもグレード間の差はほとんどない。さらに「eラッチ」と称する電磁開閉ドアや前記のハンズフリーパワーバックドアのほか、カラーヘッドアップディスプレイ、インテリアイルミネーション、電動フロントシート&ステアリング調整、ステアリングヒーター、リアドアサンシェード……なども全車標準となっている。
インテリアの素材使いもすべて上質なもので、“バージョンL”では柔らかな肌ざわりのセミアニリン本革シートやウッド/本革コンビのステアリングホイールが、“Fスポーツ”系は本革/ウルトラスエード表皮のスポーツシートや、アルミペダル、ディンプル加工の本革ステアリングホイールなどが備わっている。
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【バイヤーズガイド】
補助金&減税も勘案すると「RX450h+」のお得さが光る
RX350hも加わって、ますますクルマ選びで迷いを生みそうなRXだが、このご時世、クルマの購入には“納期”の問題は避けて通れない。レクサスの公式ウェブサイトによれば、2023年8月はじめ現在では、RX350とRX500hは「詳しくは販売店にお問い合わせください」(事実上の受注停止中?)となっているいっぽうで、RX450h+の納期が4~4.5カ月、追加されたばかりのRX350hは3~3.5カ月と、最近としては現実的なものとなっている。ただ、RX450h+もRX350hもトリムグレードは“バージョンL”のみの設定なので、“Fスポーツ”系のトリムを所望だと、もう少し我慢が必要かもしれない。
各グレードの車両本体価格は別項のとおりで、価格と燃費、経済性、納期などを考えると、やはり新しく追加されたRX350hが今後の売れ筋モデルになっていく可能性が高い。現時点で実車のデキを確認することはむずかしいが、この2.5リッターハイブリッドの他車での実績を考えれば、広くオススメできる物件であることはほぼ間違いないだろう。
ただ、その上のRX450h+ではPHEVならではの減税や補助金が適用されるのは頭に入れておくべきだろう。同車では購入時のCEV補助金55万円のほか、取得時重量税が免除(約3万7500円免税)、初年度の自動車税が75%減税(約3万2500円減税)となり、うまく立ち回れば最大で約62万円の優遇が受けられる。対するRX350hでの優遇措置は取得時重量税の免税(FFで約3万円、4WDで約3万7500円)のみとなる。環境性能割はともに非課税だ。
よって、本体価格ではRX350hより76万円高となるRX450h+ながら、場合によっては実質的な価格差は20万円以下に抑えられるわけだ。PHEVは普段の駐車スペースに普通充電設備が用意できるかどうかで使い勝手に大きな差は出るが、機能や性能を考えるとRX450h+の買い得感が光るのは間違いない。もちろん、クルマは自身の好みと予算、納期で選ぶのが王道だが、ご参考までに。
(文=佐野弘宗/写真=向後一宏、郡大二郎、トヨタ自動車/編集=堀田剛資)
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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