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1/15イタリアにおける、アイロンがけ風景。写真は、筆者の知人オネリアさん。
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2/15イタリアで今なお人気の、スチームボイラー分離型アイロン。
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3/15伝統的なスチームボイラー分離型は、イタリアでは、いまだにアイロン販売スペースの半分を占める。
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4/15これまた伝統的な“袋打ちタイプ”の電源コード。写真は「ロウェンタDW6010」のもの。
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5/15わが家で10年以上にわたって使用した、フィリップ製アイロン「アジュール4018」(写真手前)。
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6/15先日購入した、ドイツのロウェンタ社製アイロン「DW6010」。
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7/15鋭いエッジが設けられた「DW6010」の先端部は、ワイシャツの襟部分などのアイロンがけに適している。
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8/15スチームのコントロール部分。エコ/ブーストの文字にフォードのエンジンを思いだしてしまうのは筆者だけか。左利きの人の利便性も考えたレバーは、左右どちらにも倒せる。
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9/15マットブラックにシルバーのプリント模様が特徴のボディー。側面には「ドイツ製」の文字も。
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10/15製造物責任についてあれこれ言及される昨今、「なにもこんなことまで!」と思うような注意書きがあるのは、自動車と同じ。
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11/15「ロウェンタDW6010」のかけ面には、スチームを適切に配分できるよう、3D加工が施されている。
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12/15左が「ロウェンタDW6010」のドイツ型(SE型)プラグ、右がフィリップ製アイロン「アジュール4018」のL型プラグ。
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13/15ジェットエンジンの噴射口を思わせるリアスタイルは、1950年代終わりのアメリカ車風?
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14/15「ロウェンタDW6010」に刻まれた、ドイツ・エアバッハ「カール・ベンツ通り」の文字。
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15/15これは筆者が子供のころ、親が使っていたサンヨー製アイロン「A-643F」。1970年にグッドデザイン賞を獲得したデザインは極めて簡潔で、今見てもすがすがしい。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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