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2/45軽い車体に過給機付き3.5リッターV6エンジンを搭載したロータスの「エキシージ」シリーズ。改良モデルの「エキシージ スポーツ350」は、2016年8月に日本に導入された。
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3/45インテリアの意匠に大きな変更はない。オープンゲートタイプとなったセンターコンソールが目を引く。
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4/45テスト車には有償オプションの「アルカンタラパック」が採用されていた。同パックでは、バックスキン調素材の使われたスポーツシートの色を、黒ないし赤から選択できる。
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5/45「エキシージ スポーツ350」は従来モデルの「エキシージS」より、51kgの軽量化を実現している。
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6/45用意されるボディーカラーは全10色。いずれの場合もルーフやリアウイングの色はつや消しのブラックだが、有償でボディー同色とすることもできる。
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7/45エンジンは「エヴォーラ400」と同じスーパーチャージャー付きの3.5リッターV6だが、エヴォーラのものが最高出力406ps、最大トルク41.8kgmであるのに対し、「エキシージ」のものはそれぞれ350ps、40.8kgmとなっている。
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8/45走行モード切り替え機構の選択は、ダイヤル式から押しボタン式となった。レースモードではエンジンの許容最高回転数が6800rpmから7200rpmに高まる。
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9/45「エキシージ スポーツ350」の車両重量は1125kgだが、通常のものより5kg軽い軽量鍛造アルミホイールなどのオプションを組み合わせれば、1115kgまで軽量化することもできるという。
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10/45「エキシージ スポーツ350」(MT仕様)の動力性能は、0-100km/h加速が3.9秒、最高速が274km/hと公称されている。
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11/45トランクルームの左脇に搭載されていたバッテリーは、より軽量なものに変更された。
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12/45これまでガラスが使われていたテールゲートは、軽量・高剛性の樹脂製に変更。後方視界を確保するため、ルーバーが設けられている。
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13/45「エキシージ スポーツ350」には、従来モデルと同様にMT仕様とAT仕様、「クーペ」と「ロードスター」が用意されている。
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14/45軽量化のために大幅に変更されたセンターコンソール。シフトセレクターの基部はご覧の通り内部が“丸見え”となっており、変速操作のたびにカチャカチャと動く様子が面白い。
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タイヤサイズは前が205/45ZR17、後ろが265/35ZR18。「ピレリPゼロ コルサ」が純正装着される。
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16/45フロントリップスポイラーやリアディフューザー、リアウイングなどの空力パーツは「クーペ」のみの装備で、「ロードスター」には装着されない。
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17/45「エキシージ スポーツ350」は、ヘセルのテストコースにおいて1分29秒8というラップタイムを記録。「エキシージS」より2.5秒タイムを短めるとともに、同コースにおいてロータス車として初めて1分30秒を切ることに成功した。
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山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
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