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1/12「BMWイセッタ」は女性や子どもの人気者。2016年9月、ミュンヘンで開催された「BMWフェスティバル」にて。
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2/12イセッタ・クラブのメンバー、ハンス氏(写真)の愛車は、「BMWイセッタ」の対米輸出仕様車。アルゼンチンで発見したという。
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3/12「BMW 600」が集う一角。BMWフェスティバルで。
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4/12鉄道職員用の福利厚生施設として作られた、シエナ駅のドーポラヴォーロ。ここでも、ドイツとイタリアの意外な関係が……!? 後のページで詳しくリポートする。
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5/12ドーポラヴォーロのすぐ脇には、電車のホームが。取材しているとフィアット製の気動車がやってきた。
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6/12「アルファ・ロメオ・アルファ156」の大ヒットは、コモンレール式ディーゼルエンジンによるところが大きい。乗用車版におけるその技術は、もともとはイタリア発であった。
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7/12イタリアはキャンティのワイナリー・ディエヴォレのワイン。畑を代々守る人々の顔をラベルにした。
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8/12KdFによる「KdFヴァーゲン」購入用通帳。毎週5マルクの印紙を貼っていき、すべてたまると車両が引き渡されるという仕組みだった。(プロトタイプ・ミュージアム・ハンブルク蔵)
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9/121938年「フォルクスワーゲン38プロトタイプ」のレプリカ。(トヨタ博物館蔵)
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10/12ドーポラヴォーロのバーカウンター。今や会員以外も歓迎。店員さんが笑顔で迎えてくれた。
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11/12ドーポラヴォーロで供されるミニドーナツは、1個0.7ユーロ(約85円)。駅の中にある普通のバールよりも、かなり安い。
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12/12昼過ぎ。ドーポラヴォーロの中では、元鉄道職員のおじさんと近所のおじさんが、トランプゲームを楽しんでいた。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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