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1/23
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2/23試乗の舞台は鈴鹿サーキットのフルコース。ピットレーンに「ウラカン ペルフォルマンテ」がずらりと並ぶ。
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3/23公道とサーキットで究極のパフォーマンスを発揮するのが「ペルフォルマンテ」の目標。ALAと呼ばれる可変空力システムが投入されている。
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4/23「ペルフォルマンテ」は2017年3月、ニュルブルクリンクの北コースで量産車最速のラップタイム、6分52秒01を記録した。ステアリングを握ったのはランボルギーニのテストドライバー、マルコ・マペリ。
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5/23スタイリングは「ウラカン」のワンメイクレースであるスーパートロフェオ用の車両からインスピレーションを受けている。
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6/23デビューは2017年3月のジュネーブショー。日本でもすでに6月にお披露目を済ませている。
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7/23「ペルフォルマンテ」のスタイリング上の特徴となっているフロントスポイラー。その中央には、電動モーターで開閉するフラップが備わっている。
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8/23ボディーの後端にはフォージドコンポジット製の巨大なウイングが装着されている。その根元には吸気口が設けられており、中に可動式のフラップが隠されている。
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9/23ALAとはアエロディナミカ・ランボルギーニ・アッティーヴァの頭文字を取ったもの。イタリア語で「翼」を意味する単語でもある。
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10/23エンジンフードもフォージドコンポジット製。同素材を多用することにより、車両の総重量を40kg削減させた。
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11/23本格的なリアディフューザーがリアビューをスポーティーに演出する。エキゾーストパイプは標準モデルより高い位置に配置されている。
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12/23加速性能は0-100km/hが2.9秒、0-200km/hが8.9秒。最高速は325km/h以上と発表されている。
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13/23“レーシー”な雰囲気が漂うインテリア。レジンの母材に炭素を埋め込んだフォージドコンポジットが多用されている。
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14/235.2リッターV10自然吸気エンジンの最高出力は610psから640psへ。スペシャルモデルの伝統を受け継ぎ、エンジンのヘッドカバーの色はブロンズとされる。
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15/23ブレーキディスクはカーボンセラミック製。フロントに6ピストン、リアに4ピストンのキャリパーが備わる。
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16/23「ウラカン クーペ」と比較した場合、サスペンションのロール剛性は15%強化されている。
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17/23車重は1382kg(乾燥重量)で、前後の重量配分は前43%、後ろ57%。パワーウェイトレシオは2.16kg/ps。
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18/23タコメーターのレッドゾーンは「ウラカン クーペ」などと同じく8500rpmから。1万rpmまで刻まれている。
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19/23インパネの中央部にスイッチがずらりと並ぶ。その上部のメーターは、左から油圧、油温、電圧の順。
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20/23試乗は鈴鹿サーキットを6周したにすぎないが、“空気を味方につけている感覚”を味わうことができた。
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21/23車両価格は3416万9904万円。デリバリー開始は2017年の夏以降になる見込み。
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22/23ランボルギーニ・ウラカン ペルフォルマンテ
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23/23

河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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