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1/17「シトロエンHトラック」。クリニャンクールの市場にて2004年撮影。この時点ですでに、一帯に1台という少なさであった。
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2/17ラスパイユのマルシェで、黄色い「シトロエン・ジャンピー」を発見。もしや……?
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3/17上の「シトロエン・ジャンピー」には、フランス郵便のウェブサイトを示すステッカーの跡が。
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4/17セーヌ左岸ラスパイユのオーガニック製品マルシェにて。ひよこ豆のガレットを食す筆者。
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5/17オリーブでできた食器の屋台を営むチュニジア人、ワリッド・ムティメットさん。
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6/17ワリッドさんと、フランス郵便の払い下げ車である「シトロエン・ジャンピー」。
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7/17フランス電力の払い下げと思われる「ルノー・トゥインゴ」を発見して、筆者も思わず記念撮影。コルマールで。
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8/17フランス電力&ガス公社のサービスカーとして働く「ルノー・トゥインゴ」。パリ・モンマルトルで2005年撮影。
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9/17こちらは、フランス電力の払い下げとおぼしき「シトロエンAX」。 2005年コルシカで。
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10/17フランス郵便の払い下げ車両専門競売サイト『ヴェイヴォー』。
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11/17公益企業や自治体の払い下げ車に強い競売サイト『アルコパ・オークション』。
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12/17郵便の払い下げ車と思われる「シトロエンC3」。2017年2月モンマルトルにて。これを買って日本のフランス車ミーティングに出れば“ネ申”確定?
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13/17欧州諸国における払い下げ車両の例。地中海のマルタ共和国で発見した日本の「郵政カブ」。
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14/17文中のワリッドさんが仕事で使用している「シトロエン・ジャンピー」は初代モデルの後期型。
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15/17現役時代は、こんな感じだった? 「シトロエン・ジャンピー」の姉妹車「プジョー・エキスパート」。2003年撮影。
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16/17フランスの商用車には車両重量や車両総重量などの明示が義務付けられていて、過積載の検査などに用いられる。ただしワリッドさんによれば「取り締まり頻度は極めて少ない」とのこと。
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17/17ワリッドさんの屋台に外国人観光客がやってきた。値切り攻勢に苦戦しているもよう。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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