-
1/18
-
2/181935年のモンテカルロラリーに参戦したルノーの高性能スポーツカー「ネルヴァスポール」。当初は社交イベント色の強かったラリーも、次第に競技色が強まっていった。
-
3/181973年のモンテカルロラリーの様子。この年はRRのスポーツカー「A110」を投入したアルピーヌ・ルノーが世界ラリー選手権初のマニュファクチャラーズタイトルを獲得した。
-
4/18市販車をラリー向けに改造するのではなく、ラリーへの投入を念頭に置いて車両を開発するという、従来とは逆の発想から誕生した「ランチア・ストラトス」。極端に短いホイールベースとMRの駆動レイアウトにより、優れた機動性を発揮した。
-
5/181974年からマニュファクチャラーズタイトルを3連覇したランチア。その後はフィアットが連覇を果たすなど、しばらくはイタリア勢がWRCをけん引する時代が続いた。
-
6/181980年3月のジュネーブショーで発表された「アウディ・クワトロ」。4WDを採用した高性能スポーツモデルであり、ラリーの歴史を変える一台となった。
-
7/181981年にはアウディが4WD車の「クワトロ」をWRCに投入。デビュー初年度にして3勝を挙げた。
-
8/181981年のサンレモラリーで女性初のWRC優勝を果たしたミシェル・ムートン。翌年にはドライバーズランキングでオペルのヴァルター・ロールに次ぐ2位にランクインしている。
-
9/181982年のWRCにおいて、アウディは同じドイツ勢であるオペルとの接戦を制し、マニュファクチャラーズタイトルに輝いた。
-
10/181982年に登場した「ランチア・ラリー(037)」。1983年にはランチアにマニュファクチャラーズタイトルをもたらしており、「WRCでタイトルを取った最後の2WD車」となった。
-
11/181984年シーズンの初戦モンテカルロにて、表彰台独占に沸くアウディ陣営。この年は序盤に圧倒的な強さを見せたアウディが制した。
-
12/181984年シーズンの終盤に投入されると同時に、圧倒的な強さを見せてライバルを驚かせた「プジョー205ターボ16」。1985年には11戦中7勝を挙げて年間タイトルを獲得している。
-
13/18極端なショートボディーと派手な空力パーツが目を引く「アウディ・スポーツ・クワトロS1」。プジョーに対抗するためにアウディが投入したマシンだが、ライバルにはかなわなかった。
-
14/181950年代からフランスのコルシカ島で行われているツール・ド・コルスは、山岳地帯の曲がりくねった道を行くターマックラリーとして知られる。1985年にはアッテリオ・ベッテガがクラッシュにより死亡。翌年にはヘンリ・トイボネンも、コ・ドライバーのセルジオ・クレストとともに事故死している。
-
15/18グループBにはアウディやプジョー、ランチアのほかにも、さまざまなメーカーがマシンを送り込んでいた。写真は、1985年のツール・ド・コルスを制したジャン・ラニョッティの「ルノー・サンクターボ」。
-
16/18「究極のグループBマシン」と称される「ランチア・デルタS4」。ツール・ド・コルスでの事故の後も、ランチアはプジョーと激しいチャンピオン争いを繰り広げたが、タイトルには手が届かなかった。
-
17/18「ランチア・デルタS4」の透視イラスト(ロードバージョンのもの)。ターボとスーパーチャージャーの両方を装備したエンジンを車体中央に搭載し、4輪を駆動した。
-
18/18フォードが1986年のWRCに投入した「フォードRS200」。この年を最後にグループBは消滅したため、さしたる戦績も残せずに表舞台から姿を消すこととなった。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
自動車ヒストリーの新着記事
-
第105回:資本主義のうねりを生んだ「T型フォード」
20世紀の社会を変えた大量生産と大量消費 2021.7.21 世界初の大量生産車となり、累計で1500万台以上が販売された「T型フォード」。このクルマとヘンリー・フォードが世にもたらしたのは、モータリゼーションだけではなかった。自動車を軸にした社会の変革と、資本主義の萌芽(ほうが)を振り返る。 -
第104回:世界を制覇した“普通のクルマ”
トヨタを支える「カローラ」の開発思想 2021.7.7 日本の大衆車から世界のベストセラーへと成長を遂げた「トヨタ・カローラ」。ライバルとの販売争いを制し、累計販売台数4000万台という記録を打ち立てたその強さの秘密とは? トヨタの飛躍を支え続けた、“小さな巨人”の歴史を振り返る。 -
第103回:アメリカ車の黄金期
繁栄が増進させた大衆の欲望 2021.6.23 巨大なボディーにきらびやかなメッキパーツ、そそり立つテールフィンが、見るものの心を奪った1950年代のアメリカ車。デトロイトの黄金期はいかにして訪れ、そして去っていったのか。自動車が、大国アメリカの豊かさを象徴した時代を振り返る。 -
第102回:「シトロエンDS」の衝撃
先進技術と前衛的デザインが示した自動車の未来 2021.6.9 自動車史に名を残す傑作として名高い「シトロエンDS」。量販モデルでありながら、革新的な技術と前衛的なデザインが取り入れられたこのクルマは、どのような経緯で誕生したのか? 技術主導のメーカーが生んだ、希有(けう)な名車の歴史を振り返る。 -
第101回:スーパーカーの熱狂
子供たちが夢中になった“未来のクルマ” 2021.5.26 エキゾチックなスタイリングと浮世離れしたスペックにより、クルマ好きを熱狂させたスーパーカー。日本を席巻した一大ブームは、いかにして襲来し、去っていったのか。「カウンタック」をはじめとした、ブームの中核を担ったモデルとともに当時を振り返る。
新着記事
-
NEW
クルマの乗り味の“味”って何だ?
2026.1.20あの多田哲哉のクルマQ&A「乗り味」という言葉があるように、クルマの運転感覚は“味”で表現されることがある。では、車両開発者はその味をどう解釈して、どんなプロセスで理想を実現しているのか? 元トヨタのエンジニア、多田哲哉さんに聞いた。 -
NEW
プジョー208 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2026.1.20試乗記「プジョー208」にマイルドハイブリッド車の「GTハイブリッド」が登場。仕組みとしては先に上陸を果たしたステランティス グループの各車と同じだが、小さなボディーに合わせてパワーが絞られているのが興味深いところだ。果たしてその乗り味は? -
ベントレー・コンチネンタルGTアズール(4WD/8AT)【試乗記】
2026.1.19試乗記ベントレーのラグジュアリークーペ「コンチネンタルGT」のなかでも、ウェルビーイングにこだわったという「アズール」に試乗。控えめ(?)な680PSのハイブリッドがかなえる走りは、快適で満ち足りていて、ラグジュアリーカーの本分を感じさせるものだった。 -
第327回:髪もクルマもナイスファイト!
2026.1.19カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。日産の新型「ルークス」で夜の首都高に出撃した。しっかりしたシャシーとターボエンジンのパワフルな走りに感心していると、前方にスーパーカーの姿を発見。今夜の獲物は「フェラーリ・ローマ」だ! -
日本で売れるクルマはあるのか!? 最新の“アメリカ産ニホンシャ”を清水草一が検証する!
2026.1.19デイリーコラムアメリカからの外圧による制度変更で、北米生産モデルの国内導入を決めたトヨタ。同様に、今後日本での販売が期待できる「海外生産の日本車」には、どんなものがあるだろうか? 清水草一が検証してみた。 -
フェラーリ12チリンドリ(後編)
2026.1.18思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「フェラーリ12チリンドリ」に試乗。前編では伝家の宝刀であるV12エンジンを絶賛した山野。後編ではコンビを組むシャシーの印象を余すところなく聞いてみた。
