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1/17小沢コージと新型ロンドンタクシー。
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2/17新型ロンドンタクシーのリアビュー。エクステリアデザインは、従来モデルに似た2ボックススタイルとなっている。
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3/172016年に完成したばかりの、コベントリーの新工場。ジーリーホールディングスが500億円かけて建てた、最新鋭の自動車工場である。
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4/17LEVCの黄色い旗とともに掲げられた、中国とイギリスの国旗。グローバル化の著しい、自動車産業の今を象徴するような光景である。
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5/17工場を流れる新型ロンドンタクシーのボディー。ボディーは総アルミ製で、組み立てに際しては溶接を使わず、すべて接着で行っている。
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6/17ガラスエリアの広い、コベントリー工場の建屋の外観。クリーンな内外観はもちろん、ゼロエミッションを実現するソーラーパネルや雨水貯水リサイクルシステムなど、各所に最新の設備が取り入れられている。
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7/17新型ロンドンタクシーのアンダーボディー。プラグインハイブリッド機構をはじめ、コンポーネンツの多くはボルボのそれと共通となっている。
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8/17工場の一角に積み上げられたパーツの箱には、「VOLVO」の文字が書かれていた。
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9/17新型ロンドンタクシーの現開発担当者を務めたイアン・コリンズさん。かつてマクラーレンでスーパーカー「メルセデス・ベンツSLRマクラーレン」の開発を手がけた御仁である。
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10/17広々とした新型ロンドンタクシーのキャビン。開放感バツグンのサンルーフ仕様も用意されている。
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11/17従来のモデルと同じく、客室のシートレイアウトは対面式で、6人まで乗ることができる。
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12/17使用しないときは、前側の座席は格納することが可能。広い開口部ともども、車いす利用者にも配慮したつくりとなっている。
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13/17ボディーサイズは従来モデルとほぼ同等。63度(!)というフロントタイヤ切れ角により、最小回転半径は3.8mに抑えられている。
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14/17新型ロンドンタクシーのバッテリー容量は31kWh。満充電の状態から80マイルの距離を電気だけで走ることが出来る。
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15/17生産ラインを流れる新型ロンドンタクシー。価格は高額だが、電動パワートレイン搭載車ならではの維持費の安さが売りだ。
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16/17ロンドンタクシーとしてはもちろん、EVの普及が進んでいるオランダやノルウェーなどからも引き合いがあるという。
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17/17商用車市場から、じわりじわりと世界進出をもくろむジーリー。今後も中国パワーの動向からは目が離せない。

小沢 コージ
神奈川県横浜市出身。某私立大学を卒業し、某自動車メーカーに就職。半年後に辞め、自動車専門誌『NAVI』の編集部員を経て、現在フリーの自動車ジャーナリストとして活躍中。ロンドン五輪で好成績をあげた「トビウオジャパン」27人が語る『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた』(集英社)に携わる。 YouTubeチャンネル『小沢コージのKozziTV』
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