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2/17今日に至る「ジープ」の歴史は、1941年に登場した軍用車に端を発する。写真は1942年型「ウィリスMB」。
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3/17第2次世界大戦にドイツが投入した「キューベルワーゲン」。「KdFワーゲン」(後の「フォルクスワーゲン・タイプI」)をベースとした軍用車で、水陸両用車など、多数の派生モデルも生産された。
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4/17陸軍の要請に対してウィリス・オーバーランド社が製作したプロトタイプ「WILLYS QUAD(ウィリス・クワッド)」。1940年11月に軍に収められ、テストが行われた。
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5/17「ウィリス・クワッド」をベースに開発された「ウィリスMA」。ステアリングコラムにシフトレバーを設置し、サイドボディーの低い位置まで乗降口をカット。ハンドブレーキを左側に配置するなどの改良が施された。これにさらに改良を加えたモデルが「ウィリスMB」である。
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6/17マーシャル元帥に、ジープと並ぶ連合軍勝利の原動力として称えられた「DUKW」。GMCがトラックをベースに開発した水陸両用車である。
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7/171941年に誕生した「ウィリスMB」。軽量なボディー、頑丈なラダーフレームにリーフ式のサスペンション、パートタイム4WD機構により、高い悪路走破性能を有していた。
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簡便そのもののインテリア。機能に特化した「ウィリスMB」は、「極めてまれな機械芸術表現のひとつ」として、ニューヨーク近代美術館における8台の自動車展示のうちの1台に選ばれている。
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9/17戦争が終わると、「ジープ」はわずかな改良を受けて民間向けにも販売されるようになった。写真は最初の本格的な民生仕様である「CJ-2A」。
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10/17警察予備隊への競争入札に勝利した三菱は、1953年よりジープのノックダウン生産を開始。その後、「三菱ジープ」は独自の進化を遂げ、1998年まで生産が続けられた。
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11/17ウィリスが生産した歴代のジープ。左から、試作車の「クアッド」、第2次世界大戦に投入された「MB」、その後継モデルにあたる「M38」と、改良モデルの「M38A1」。
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12/17軍用車と並行して民生仕様も改良が続けられた。写真は1953年に登場した「CJ-3B」。エンジンの出力アップやトランスファーケースの耐久性向上など、大幅な改良が施された。
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13/17「M38A1」由来の、丸みを帯びたボディーが特徴の「CJ-5」。1954年から1983年まで、30年にわたり生産されるロングセラーとなった。
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14/17軍用車「ハンヴィー」をベースに開発された「ハマーH1」。後にハマーブランドはゼネラルモーターズの傘下となり、同社のSUVと基本設計を共有する「H2」や「H3」が誕生した。
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ジープは1962年の「ワゴニア」導入以来、「チェロキー」「グランドチェロキー」「コンパス」と段階的にラインナップを拡充。誕生70周年を迎える2011年には、シティーユースを想定したコンパクトクロスオーバーから、大型のプレミアムSUVに至る、フルラインナップが完成していた。
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16/17今日におけるジープの旗艦車種である「グランドチェロキー」。悪路走破性能を高めた「トレイルホーク」や、700馬力超のエンジンを搭載したスポーツモデル「トラックホーク」など、さまざまなモデルがラインナップされている。
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17/172017年のロサンゼルスオートショーでは、ブランドの原点ともいえる「ラングラー」に新型が登場。誕生から76年を経た今もなお、ジープは進化を続けている。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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