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2/23マツダの最新モデルであり、SUV製品群の最上位車種にあたる「CX-8」。2017年9月に発表され、同年12月に販売が開始された。
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3/23ラインナップは「XD」「XDプロアクティブ」「XD Lパッケージ」の3グレードで、それぞれにFF車と4WD車が設定されている。写真は最上級グレードのXD Lパッケージ。
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4/23厚みのあるダッシュボードが特徴的なインストゥルメントパネルまわり。ルーフライナーをブラックとしたり、金属調装飾についてはクロームとサテンクロームを使い分けたりと、コーディネートにもこだわりがうかがえる。
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5/23マツダは「CX-8」の導入に合わせて、ミニバンの「プレマシー」「ビアンテ」の生産を終了する予定で、その後は同車が、多人数乗車のニーズを一手に担うこととなる。
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6/23ボディーサイズは全長×全幅×全高=4900×1840×1730mm。2930mmのホイールベースが共通であることからも分かるとおり、プラットフォームを海外向けの大型SUV「CX-9」と共有している。
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7/23ダッシュボードやドアトリムの装飾パネルはグレードによって種類が異なり、とくに最上級グレードの「XD Lパッケージ」には、本物の木を素材とした「本杢(ほんもく)」のパネルが使用される。
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8/23空調には、全車共通で3ゾーン(運転席、助手席、後席)個別調整機能付きのフルオートエアコンが搭載される。
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9/23荷室容量は65リッターの床下収納を含め、3列目シートを起こした状態で239リッター、たたんだ状態で572リッター。床下収納を含め、全面に不織布が用いられている。
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10/23「XD Lパッケージ」に装備されるナッパレザーのシート。インテリアのカラーバリエーションは全4種類で、XD Lパッケージには写真の「ディープレッド」と「ピュアホワイト」の2種類が設定されている。
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11/232列目シートには10mmピッチで調整できる120mmのスライド調整機構と、リクライニング調整機構を採用。「XD Lパッケージ」では2列目にもシートヒーターが装備される。
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12/23「XD Lパッケージ」専用の、アームレスト付きコンソールボックス。観音開きの収納ボックスやドリンクホルダー、引き出し式のストレージボックスなどが備わる。
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13/233列目シートについては、身長170cmの人が無理なく座れることを想定して設計。長めのリアドアを採用して開口部を拡大したり、Cピラー下部やアームレストの前端に指をかける“くぼみ”を設けたりと、アクセス性にも配慮がなされている。
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14/23シャシーについては、「CX-9」のものを基本としつつスプリングのダンピングレートやダンパーの減衰力などを「CX-8」専用に最適化。コーナリング時に前の内輪が浮き上がるのを防ぐため、フロントのダンパーにはリバウンドスプリングを内蔵している。
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15/232012年の登場以来、最大規模の改良がなされたという2.2リッターディーゼルターボエンジン。新形状の燃焼室と最大6回の近接燃料噴射による急速多段燃焼や、可変ジオメトリーターボチャージャーの採用などにより、加速フィールと協調するリニアなエンジンサウンドや、伸びやかで力強い加速を実現している。
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16/23トランスミッションはトルコン式の6段AT。シフトパドルの設定はなく、手動変速についてはレバー式のシフトセレクターのみで操作する。
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17/23中間グレードの「XDプロアクティブ」。最上級グレードとの差は内外装の仕様が主で、運転支援システムや安全装備については同等のものが搭載されている。
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18/23「XD」「XDプロアクティブ」の2列目シートには、3列目へのウオークスルーが可能なキャプテンシートに加え、写真の6:4分割式ベンチシートも用意されている。
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19/23ステアリングホイールに備わる前走車追従機能付きクルーズコントロール(ACC)の操作スイッチ。ACCは上位2グレードでは標準装備、エントリーグレードの「XD」ではオプション扱いとなる。
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20/23「XDプロアクティブ」「XD Lパッケージ」のタイヤサイズは225/55R19。エントリーグレードの「XD」は225/65R17が標準で、オプションで19インチサイズも用意される。
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21/23日本市場を想定して開発したという「CX-8」。現在のところ、他の市場への導入は検討していないとのこと。
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22/23マツダCX-8 XDプロアクティブ
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23/23マツダCX-8 XD Lパッケージ

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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