-
1/24
-
2/24「N-VAN」の開発コンセプトは「積む・運ぶ生活のために」。日本のプロフェッショナルを支える“軽バン新基準”を目指して開発が進められた。
-
3/24ボディーサイズは全長×全幅が3395×1475mm。全高は「G」「L」および「+STYLE FUN」(写真)がハイルーフ仕様の1945mm、「+STYLE COOL」のみロールーフ仕様の1850mmとなっている。
-
4/24助手席側をピラーレス構造としたことでもたらされた「ダブルビッグ大開口」。最大開口幅は1580mmとなる。
-
5/24後席と助手席をすべてダイブダウンさせると、荷室長2635mmのラゲッジスペースが出現。ビールケースであれば最大40個が搭載可能とうたわれている(容積が基準)。
-
ホンダ N-VAN の中古車webCG中古車検索
-
6/24まずは「+STYLE FUN」のターボエンジン搭載モデルをテスト。坂道でもグイグイ登る動力性能に満足するとともに、フル加速を試みても、思いのほか室内が静かであることに感心した。
-
7/24運転席には、サイドサポートがしっかりとしたシートが装着される。宅配ドライバーなど乗り降りする機会が多いユーザーを考慮して、表皮の縫製部分が体に当たらないようにした、破れづらい構造となっている。
-
8/24助手席と後席はダイブダウンして使われることを想定しているため、座面と背もたれは薄くて硬い。
-
9/24助手席をダイブダウンさせるにはヘッドレストを取り外す必要があるため、助手席側のドアの内側に収納スペースが設けられている。
-
10/24「N-VAN」には安全運転支援システム「ホンダセンシング」が全車に標準装備となっており、緊急自動ブレーキや誤発進抑制制御に加えて、アダプティブクルーズコントロールや車線維持支援システムといったおよそ“軽バン”らしからぬ機能も備わる。
-
11/24CVTは「N-BOX」用をベースに、商用車向けに改良したもの。ギアやベアリング、ベルトなどの耐久性を高めたほか、ロー側をより低く、ハイ側をより高いレシオとすることで、発進駆動力と燃費性能向上を図っている。
-
12/24続いては「+STYLE COOL」の自然吸気モデルに試乗。エクステリアにメッキパーツを多用した、軽乗用車であれば「カスタム」にあたるグレードだ。
-
13/24全車が4ナンバー軽貨物自動車登録となる「N-VAN」は、5ナンバー軽自動車よりも自動車税がお得。一方、商用車としての観点から見ると、4ナンバー普通貨物車の車検有効期間が初回2年、その後は1年であるのに対し、N-VANは2回目以降も2年と、こちらもお得だ。
-
14/24短時間ながら最廉価グレードである「G Honda SENSING」の6段MT仕様にも試乗できた。テストしたFF車の価格は126万7920円。
-
15/24自然吸気エンジンモデルには、「S660」のものをベースにFF化および商用車に最適化された6段MTも設定される。ギアやクラッチが強化されているほか、6速をよりハイレシオとすることで高速巡航時の静粛性が高められている。
-
16/246段MT車のペダルレイアウトはご覧の通り。アクセルペダルは吊り下げ式となるが、ステーの形状を工夫することで、奥へと踏み込むのではなく、上から下へと踏み下ろせるようになっている。
-
17/24「G Honda SENSING」のリアシートは、ヘッドレストが省略されている。
-
18/24荷室の広さと低さを保つため、スペアタイヤはフロア下に格納。3分割構造のリアバンパー中央部を外すとアクセスできるようになっており、万が一のときでも荷物を降ろさずに交換できる。
-
19/24ホンダN-VAN +STYLE FUNターボHonda SENSING
-
20/24
-
21/24ホンダN-VAN +STYLE COOL Honda SENSING
-
22/24
-
23/24ホンダN-VAN G Honda SENSING
-
24/24

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
ホンダ N-VAN の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】 2025.9.19 プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。
-
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】 2025.9.17 最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
新着記事
-
NEW
ランボルギーニ・ウルスSE(前編)
2025.9.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「ランボルギーニ・ウルスSE」に試乗。時代の要請を受け、ブランド史上最大のヒットモデルをプラグインハイブリッド車に仕立て直した最新モデルだ。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT ABS(6AT)【レビュー】
2025.9.20試乗記日本のモーターサイクルのなかでも、屈指のハイテクマシンである「ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT」に試乗。高度な運転支援システムに、電子制御トランスミッション「Y-AMT」まで備えた先進のスポーツツアラーは、ライダーを旅へといざなう一台に仕上がっていた。 -
あの多田哲哉の自動車放談――ポルシェ911カレラGTS編
2025.9.19webCG Moviesトヨタ在籍時から、「ポルシェ911」には敬意を持って接してきたというエンジニアの多田哲哉さん。では、ハイブリッド化した911にどんなことを思ったか? 試乗した印象を存分に語ってもらった。 -
メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ
2025.9.19画像・写真2025年9月19日に国内での受注が始まった「メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ」は、販売台数5台限定、価格は5700万円という高級サルーン。その特別仕立ての外装・内装を写真で紹介する。 -
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか?
2025.9.19デイリーコラム中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか? -
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.9.19試乗記プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。