-
1/17
-
2/17外環道はそれまで東京の大泉JCTから埼玉の三郷南ICまでしか開通していなかったが、2018年6月に千葉の高谷JCTまでが開通。首都高速湾岸線・東関東自動車道と接続した。今後は大泉JCTから先の建設と、中央自動車道、東名高速道路、第三京浜道路、首都高速湾岸線との接続が予定されている。
-
3/171920年代におけるドイツ郊外の道路の様子。自動車発祥の地であるドイツでさえ、当時は写真のような未舗装の道路が大部分を占めていた。
-
4/17制服姿の男性らが乗る「アルファ・ロメオRL」。1920年代のイタリアは、国策として自動車の製造業や道路整備、モータースポーツを強力にバックアップしていた。
-
5/171935年6月16日にドイツ・ニュルブルクリンクで行われたインターナショナル・アイフェル・レースの様子。ナチスは国威発揚のためにモータースポーツを積極的に支援。当時のグランプリではメルセデス・ベンツやアウトウニオンがレースを席巻していた。
-
6/17ドイツの自動車専用道路であるアウトバーン。法定速度の設定がない速度無制限区間が設けられており、長距離を高速で移動することが可能となっている。
-
7/17アウトバーンの着工式では、アドルフ・ヒトラーが自ら鍬(くわ)入れを行った。
-
8/17アウトバーンの第1期工事はフランクフルト-ダムシュタットの区間で行われ、1935年5月19日に開通した。
-
9/17アウトバーンはメルセデス・ベンツとアウトウニオンによる最高速記録会の舞台ともなった。写真は、1939年2月9日にデッサウ-ビターフェルト間で行われた、メルセデス・ベンツの記録会の様子。車両はグランプリカーの「W154」をベースに空力ボディーを架装したレコードカーで、レーシングドライバーのルドルフ・カラチオラが運転した。
-
10/171937年に完成したプロトタイプ「VW30」(レプリカ)。30台の試作車によって徹底的な試験が行われた。
-
11/171938年に完成した、最終生産モデルのプロトタイプ「VW38」。同年にはニーダーザクセン州に生産拠点となる工場も建てられ、生産開始も間近と思われた。しかし、1939年にドイツは第2次世界大戦に突入。“国民車”が国民の手に渡るのは、戦後になってからだった。
-
12/17アウトバーンの設計に多大な影響を与えた、環境学者のアルヴィン・ザイフェルト。戦後も農学や環境学などの分野で活動を続け、1972年に没した。
-
13/171939年当時のアウトバーンの路線図。前年に併合したオーストリアの領内にも道が延ばされていたのが分かる。
-
14/17ハイランドパーク工場のアッセンブリーラインを流れる、1000万台目の「T型フォード」(1924年)。T型フォードの誕生以来、アメリカでは急速にモータリゼーションが進み、自動車が本来の性能を発揮できる道路網の構築が待たれていた。
-
15/17ハイウェイの建設を強く推し進めたドワイト・D・アイゼンハワー大統領。大のクルマ好きとしても知られ、就任パレードにも伝統的なリムジンではなく、最新型のキャデラック・エルドラド コンバーチブルを使用した。
-
16/17日本初の都市間高速道路である名神高速道路(栗東-尼崎間)の開通は、1963年7月。日本にも高速道路時代が到来した。
-
17/17首都高速道路の歴史は、1962年に京橋-芝浦間が開通したことから始まる。名神高速のような都市間高速道路については欧州が発祥だが、首都高のように都市の内部を走る自動車専用道路というのは、実は日本の“発明”だった。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
自動車ヒストリーの新着記事
-
第105回:資本主義のうねりを生んだ「T型フォード」
20世紀の社会を変えた大量生産と大量消費 2021.7.21 世界初の大量生産車となり、累計で1500万台以上が販売された「T型フォード」。このクルマとヘンリー・フォードが世にもたらしたのは、モータリゼーションだけではなかった。自動車を軸にした社会の変革と、資本主義の萌芽(ほうが)を振り返る。 -
第104回:世界を制覇した“普通のクルマ”
トヨタを支える「カローラ」の開発思想 2021.7.7 日本の大衆車から世界のベストセラーへと成長を遂げた「トヨタ・カローラ」。ライバルとの販売争いを制し、累計販売台数4000万台という記録を打ち立てたその強さの秘密とは? トヨタの飛躍を支え続けた、“小さな巨人”の歴史を振り返る。 -
第103回:アメリカ車の黄金期
繁栄が増進させた大衆の欲望 2021.6.23 巨大なボディーにきらびやかなメッキパーツ、そそり立つテールフィンが、見るものの心を奪った1950年代のアメリカ車。デトロイトの黄金期はいかにして訪れ、そして去っていったのか。自動車が、大国アメリカの豊かさを象徴した時代を振り返る。 -
第102回:「シトロエンDS」の衝撃
先進技術と前衛的デザインが示した自動車の未来 2021.6.9 自動車史に名を残す傑作として名高い「シトロエンDS」。量販モデルでありながら、革新的な技術と前衛的なデザインが取り入れられたこのクルマは、どのような経緯で誕生したのか? 技術主導のメーカーが生んだ、希有(けう)な名車の歴史を振り返る。 -
第101回:スーパーカーの熱狂
子供たちが夢中になった“未来のクルマ” 2021.5.26 エキゾチックなスタイリングと浮世離れしたスペックにより、クルマ好きを熱狂させたスーパーカー。日本を席巻した一大ブームは、いかにして襲来し、去っていったのか。「カウンタック」をはじめとした、ブームの中核を担ったモデルとともに当時を振り返る。
新着記事
-
NEW
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
NEW
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。 -
進化したオールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2」の走りを体感
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>欧州・北米に続き、ネクセンの最新オールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2(エヌブルー4シーズン2)」が日本にも上陸。進化したその性能は、いかなるものなのか。「ルノー・カングー」に装着したオーナーのロングドライブに同行し、リアルな評価を聞いた。 -
ウインターライフが変わる・広がる ダンロップ「シンクロウェザー」の真価
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>あらゆる路面にシンクロし、四季を通して高い性能を発揮する、ダンロップのオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」。そのウインター性能はどれほどのものか? 横浜、河口湖、八ヶ岳の3拠点生活を送る自動車ヘビーユーザーが、冬の八ヶ岳でその真価に触れた。 -
第321回:私の名前を覚えていますか
2025.10.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。
注目のキーワード
注目の記事
-
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集
-
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集
-
ルノーは燃費だけのハイブリッドはつくらない。最新の「ルーテシア」をドライブした。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング総合