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1/30
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2/30「A110」の発売を記念する限定車「プルミエールエディション」。日本市場に割り当てられる50台のボディーカラーは「ブルーアルピーヌメタリック」(青)のみとなるが、今回はイレギュラーな白い個体に試乗した。
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3/30ボトム部分がフラットなステアリングホイール。その奥に見えるシフトパドルは、コラム側に固定されるタイプ。
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4/30インテリアはブラック基調。助手席の前方にはキーの差し込み口が設けられており、グローブボックスは備わらない。
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5/30新型「アルピーヌA110」は、高さのあるエンジンをリアエンドではなくミドに積むことにより、RRだったオリジナルモデルをほうふつとさせるシルエットを実現した。
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6/30X型のライティングが特徴のリアコンビランプ。光線が車体外側に流れるように見えるシーケンシャルターンランプ(ウインカー)も採用されている。
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7/30サイドサポートが大きく張り出したサベルト製スポーツシート。1脚あたりの重量は13.1kg。
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8/30フローティング式のデザインが採用されたセンターコンソール。下段は小物入れになっており、上面にはエンジンの始動ボタンやシフトセレクター、窓の開閉スイッチなどが並ぶ。
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9/30メーターパネルはフル液晶タイプ。選択する走行モードに合わせて、表示デザインが切り替わる。
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10/30「A110プルミエールエディション」が0-100km/h加速に要する時間は4.5秒。最高速度は電子制御リミッターにより250km/hに制限される。
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11/30ステアリングホイールのセンター右下には、走行モードのセレクター(写真の赤いボタン)が備わる。プッシュするたびにノーマルモードとスポーツモードが切り替わり、長押しでトラックモードに移行する。
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12/30最もレーシーなトラックモード選択時のメーターパネル。走行モードにより、ステアリングフィールとアクセルレスポンス、シフトスピード、ESCの設定が変化するものの、サスペンションのセッティングは変わらない。
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13/30コーナリング中のアライメントの変化を抑えるべく、「A110」の足まわりには前後ともダブルウイッシュボーンのサスペンションが採用されている。
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14/30「プルミエールエディシオン」に装着されるFuchs製の18インチアルミホイール。タイヤはミシュランの「パイロットスポーツ4」が組み合わされていた。
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15/30エンジンをキャビン後方に搭載する「A110」。試乗車の前後重量配分は44:56(車検証上は43.2:56.8)となっている。
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16/30インストゥルメントパネルの中央に備わる7インチモニター。カーナビの機能はなくApple CarPlayやAndroid Autoにも非対応だが、ブースト計のほか、Gメーターやパワーメーターなどが表示できる。
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17/30リアウイングを持たないデザインにこだわったという「A110」。その上で十分な空力性能を得るべく、リアエンドにはディフューザーが装備される。
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18/30今回は、渋滞の高速道路(15kmほど)や市街地を含め約290kmを走行。燃費は満タン法で8.6km/リッター、車載の燃費計で9.1km/リッターを記録した。
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19/30アルピーヌA110プルミエールエディション
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20/30フロントのボンネット下には、容量100リッターのラゲッジスペースが確保される。
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21/30リアのトランクルームの容量は96リッター。フロント側と同様、走行後には荷物が温まる程度の熱がこもる。
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22/30給油口は右フロントフェンダー部に設けられている。使用燃料はハイオクガソリンで、タンク容量は45リッター。
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23/30アンダーボディーをフラット化するなど、空力性能が追求された「アルピーヌA110」。空気抵抗係数は0.32と公表される。
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24/304つの独立したフルLEDヘッドランプを持つフロントまわりが、オリジナルの「A110」を思わせる。
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25/30ドアの内張りは、ボディーと同色のパネルやダイヤモンドステッチ入りのレザー、トリコロールのアクセントが特徴となっている。
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26/30サイドシルには、車名ロゴ入りのドアシルプレートが添えられる。
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27/30左からD/N/Rの各ポジションが並ぶシフトセレクター。DボタンはATモードとMTモードの、NボタンはN(ニュートラル)とP(パーキング)の切り替えスイッチを兼ねている。
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28/30フロントの4ピストンブレーキキャリパーはブレンボ製。「ブルー アルピーヌ」と名付けられた青の色彩が目を引く。
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29/30サイドウィンドウ後方、Cピラー部に設けられた吸気用のエアダクト。
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下野 康史
自動車ライター。「クルマが自動運転になったらいいなあ」なんて思ったことは一度もないのに、なんでこうなるの!? と思っている自動車ライター。近著に『峠狩り』(八重洲出版)、『ポルシェよりフェラーリよりロードバイクが好き』(講談社文庫)。
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