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2/20日本で初めてDOHCのターボエンジンが設定された3代目「トヨタ・カリーナ」。1982年9月に追加された「GT-T」「GT-TR」に搭載された。
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3/20「カリーナ」に搭載された「3T-GTEU」型1.8リッター直4 DOHCターボエンジン。160馬力の最高出力を発生した。
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4/20エンジンが吐き出す排気を利用してタービンを回し、空気を圧縮する「ターボチャージャー」。過給機にはこのほかにも、エンジンの回転で空気を圧縮する「スーパーチャージャー」、電動モーターでタービンを回す「電動ターボ」などの種類が存在する。
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5/20ターボチャージャーのカットモデル。2つのタービンが1本の軸でつながっており、片側のタービンが排気を受けて回転すると、もう片方のタービンも回転し、吸気を圧縮する仕組みとなっている。
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6/20ターボエンジン普及の契機となった「BMW 2002ターボ」。エンジンは圧縮比6.9の2リッター直4 SOHCで、KKK製ターボチャージャーとシェーファー製メカニカルインジェクションにより、170馬力の最高出力を発生した。
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7/201975年に登場した「ポルシェ911ターボ」。当初3リッターだった排気量は1978年に3.3リッターにアップし、最高出力は300馬力に達した。
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8/201972年のCan-Amシリーズに投入された「ポルシェ917/10K」。5リッターの大排気量ターボエンジンを搭載し、ライバルを圧倒した。
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9/201987年に登場した「ポルシェ959」。グループB規定のモータースポーツで活躍すべく開発された高性能モデルで、シーケンシャルツインターボのほかにも、フルタイム4WD、可変ダンパーなど、さまざまな先進技術が用いられていた。
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10/20ターボチャージャーへ向かう流路を分けることで、過給のレスポンスを高めたのがツインスクロールターボである。写真は同ターボを採用した「レクサスNX」の2リッターターボエンジン。
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11/20可変ジオメトリーターボは、エンジン回転数が低く、排気の量が少ない時はノズルを絞って流速を高め、排気の量が増えるとノズルを開いて最適に過給圧を制御する仕組みとなっている。
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12/20低回転域をスーパーチャージャーで、高回転域をターボで過給する、ツインチャージャーを搭載した「ランチア・デルタS4」。世界ラリー選手権で圧巻の強さを見せたが、不運な事故もあって年間タイトルに輝くことはなかった。
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13/20直噴ターボエンジン「TSI」が初めて採用された「ゴルフV」こと5代目「フォルクスワーゲン・ゴルフ」。
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14/205代目「ゴルフ」の「GT」グレードに搭載された1.4リッターTSIエンジン。過給機にはターボとスーパーチャージャーの両方が採用されていた。
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15/201999年に「フォルクスワーゲン・ポロ」に採用された筒内直接燃料噴射装置。直噴システムは、ターボとともに今日のTSIエンジンを支える重要な柱となっている。
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16/202015年に登場した「オーリス」の改良モデルより、トヨタが導入を進めている1.2リッターターボエンジン「8NR-FTS」。直噴システムや可変バルブタイミング機構など、さまざまな技術が組み合わされている。(写真=荒川正幸)
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17/202013年に登場した7代目「フォルクスワーゲン・ゴルフ」には、1.4リッターと並んで、1.2リッターのTSIエンジンがラインナップされていた。
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18/20フィアットのコンパクトモデル「500」と、同車に搭載される0.9リッター直2ターボエンジン「ツインエア」。Bセグメント以下のモデルでは、排気量のダウンサイジングに加え、3気筒や2気筒へのレスシリンダー化も進んでいる。
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19/202015年に登場した5代目「アウディA4」。
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20/205代目「アウディA4」に搭載される2リッター直4ターボエンジン。従来モデルより41psの出力向上と20Nmのトルクアップを果たしながら、14%の燃費改善も実現している。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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