-
1/18
-
2/182017年にデビューした2代目「日産リーフ」のパワートレイン。変速機などは装備されておらず、モーターはリダクションギアを介して車軸につながっている。
-
3/181898年に、ヤーコブ・オーナー社に在籍していたフェルディナント・ポルシェが初めて設計したとされる電気自動車。自動車の黎明(れいめい)期において、変速機や動力の遮断機構を必要としない電動モーターは有望な動力源とされていたが、バッテリー密度の低さがネックとなり、内燃機関に取って代わられていった。
-
4/18史上初のマスプロダクトモデルとされる「ベンツ・ヴェロ」(1894年)。プーリーとベルトを用いた2段変速機が搭載された。
-
5/184代目「マツダ・ロードスター」(2015年)のマニュアルトランスミッションの透視図。奥に見えるクラッチでエンジンからの動力を遮断・伝達し、手前に見えるギアの組み合わせにより、手動で変速比を切り替える仕組みとなっている。
-
6/18自動変速機を初めて製作したのは、粉砕機や攪拌(かくはん)機などを製造していた、米スターテバント社のトーマス・J・スターテバントだった。
-
7/18遊星ギアの半自動トランスミッションを搭載した「T型フォード」。1909年初頭までは、前進・後退をレバーで行う2ペダル方式だったが、後にリバースを真ん中のペダルで行う3ペダル方式に変更された。
-
8/181940年当時のキャデラックの広告。GMが開発した自動変速機「ハイドラマチック」は、オールズモビルに続いてキャデラックにも採用された。
-
9/18いち早くATの実用化に成功したGMは、その後も業界をリードした。写真は第2次世界大戦に投入された駆逐戦車「M18ヘルキャット」。GM製の3段ATを搭載していた。
-
10/181949年型「ビュイック・ロードマスター リヴィエラ コンバーチブル」。いわゆる戦前型のラストイヤーとなる1948年型ビュイックにオプションで採用された「ダイナフロー」は、戦後型モデルへの代替わりとともに急速に普及していった。
-
11/18FR車用ATのトルクコンバーター。流体を介した動力伝達に加え、タービンランナーを回した後の流体をステーターによって再度ポンプインペラーへと誘導することにより、トルクを増幅させる機能も備えている。
-
12/18メルセデス・ベンツが初めてATを採用した「300SE」(W112)。ATだけでなく、エアサスペンションや4輪ディスクブレーキも標準装備されていた。
-
13/181961年当時のメルセデス・ベンツの広告。欧州では、ATは高級車の間では普及したものの、小型大衆車の間では遅々として進まなかった。
-
14/182段セミAT「トヨグライド」が設定された、トヨタの初代「クラウン」。
-
15/18今日ではトルコン式ATのほかにも、さまざまな2ペダルトランスミッションが存在している。写真はフォルクスワーゲン製のデュアルクラッチ式AT「DSG」。2003年に初めて市販車に採用された。
-
16/18トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを用いたメルセデス・ベンツの「AMGスピードシフトMCT」。
-
17/181981年にトヨタが「クラウン」にマイコン制御式4段ATを採用して以来、トランスミッションの電子制御は急速に進化。1994年に登場した「三菱FTO」の5段ATには、ドライバーの運転の“くせ”を記憶する学習機能が搭載されていた。
-
18/18トヨタが「レクサスLC/LS」に採用しているトルコン式10段AT。もはや高級車用のトランスミッションでは、8段以上の多段ATが主流となっている。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
自動車ヒストリーの新着記事
-
第105回:資本主義のうねりを生んだ「T型フォード」
20世紀の社会を変えた大量生産と大量消費 2021.7.21 世界初の大量生産車となり、累計で1500万台以上が販売された「T型フォード」。このクルマとヘンリー・フォードが世にもたらしたのは、モータリゼーションだけではなかった。自動車を軸にした社会の変革と、資本主義の萌芽(ほうが)を振り返る。 -
第104回:世界を制覇した“普通のクルマ”
トヨタを支える「カローラ」の開発思想 2021.7.7 日本の大衆車から世界のベストセラーへと成長を遂げた「トヨタ・カローラ」。ライバルとの販売争いを制し、累計販売台数4000万台という記録を打ち立てたその強さの秘密とは? トヨタの飛躍を支え続けた、“小さな巨人”の歴史を振り返る。 -
第103回:アメリカ車の黄金期
繁栄が増進させた大衆の欲望 2021.6.23 巨大なボディーにきらびやかなメッキパーツ、そそり立つテールフィンが、見るものの心を奪った1950年代のアメリカ車。デトロイトの黄金期はいかにして訪れ、そして去っていったのか。自動車が、大国アメリカの豊かさを象徴した時代を振り返る。 -
第102回:「シトロエンDS」の衝撃
先進技術と前衛的デザインが示した自動車の未来 2021.6.9 自動車史に名を残す傑作として名高い「シトロエンDS」。量販モデルでありながら、革新的な技術と前衛的なデザインが取り入れられたこのクルマは、どのような経緯で誕生したのか? 技術主導のメーカーが生んだ、希有(けう)な名車の歴史を振り返る。 -
第101回:スーパーカーの熱狂
子供たちが夢中になった“未来のクルマ” 2021.5.26 エキゾチックなスタイリングと浮世離れしたスペックにより、クルマ好きを熱狂させたスーパーカー。日本を席巻した一大ブームは、いかにして襲来し、去っていったのか。「カウンタック」をはじめとした、ブームの中核を担ったモデルとともに当時を振り返る。
新着記事
-
NEW
ベントレー・コンチネンタルGTアズール(4WD/8AT)【試乗記】
2026.1.19試乗記ベントレーのラグジュアリークーペ「コンチネンタルGT」のなかでも、ウェルビーイングにこだわったという「アズール」に試乗。控えめ(?)な680PSのハイブリッドがかなえる走りは、快適で満ち足りていて、ラグジュアリーカーの本分を感じさせるものだった。 -
NEW
第327回:髪もクルマもナイスファイト!
2026.1.19カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。日産の新型「ルークス」で夜の首都高に出撃した。しっかりしたシャシーとターボエンジンのパワフルな走りに感心していると、前方にスーパーカーの姿を発見。今夜の獲物は「フェラーリ・ローマ」だ! -
NEW
日本で売れるクルマはあるのか!? 最新の“アメリカ産ニホンシャ”を清水草一が検証する!
2026.1.19デイリーコラムアメリカからの外圧による制度変更で、北米生産モデルの国内導入を決めたトヨタ。同様に、今後日本での販売が期待できる「海外生産の日本車」には、どんなものがあるだろうか? 清水草一が検証してみた。 -
フェラーリ12チリンドリ(後編)
2026.1.18思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「フェラーリ12チリンドリ」に試乗。前編では伝家の宝刀であるV12エンジンを絶賛した山野。後編ではコンビを組むシャシーの印象を余すところなく聞いてみた。 -
BYDシールAWD(4WD)【試乗記】
2026.1.17試乗記BYDのBEVサルーン「シール」の機能アップデートモデルが登場。強化のポイント自体はそれほど多くないが、4WDモデルの「シールAWD」は新たに電子制御式の可変ダンパーを装備したというから見逃せない。さまざまなシーンでの乗り心地をチェックした。 -
新生ノートンがいよいよ始動! 名門の復活を担う次世代モーターサイクルの姿に迫る
2026.1.16デイリーコラム英国のモーターサイクル史にあまたの逸話を残してきた名門、ノートンが、いよいよ再始動! その数奇な歴史を振り返るとともに、ミラノで発表された4台の次世代モデルを通して、彼らが思い描く未来像に迫った。
