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2/162009年12月に行われた基本契約書の署名式にて、握手を交わすスズキの鈴木 修会長とフォルクスワーゲンのマルティン・ヴィンターコルン会長(当時)。両者の提携は長くは続かず、2012年5月に解消された。
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3/16鈴木道雄(1887-1982)
一代にしてスズキを興した実業家。創意の人として知られ、同社の原点となった杼箱上下器搭載織機をはじめ、生涯で100もの発明を残した。 -
4/16スズキの文化施設「スズキ歴史館」に展示される自動織機。
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5/161922年に登場したイギリスの傑作大衆車「オースチン・セブン」。スズキのみならず、多くの新興メーカーが同車を範とした。
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6/161952年に登場したスズキ初の輸送用機器「パワーフリー号」。2ストローク36ccのバイクモーターである。
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7/1660ccの排気量を持つバイクモーター「ダイヤモンドフリー号」。折からのバイクブームも重なり、大ヒットとなった。
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8/16「パワーフリー号」「ダイヤモンドフリー号」で成功したスズキは、1955年3月に「コレダ号」(2ストローク125cc)を市場投入。オートバイ市場で確固たる地位を築いた。
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9/161954年4月に登場した住江製作所の「フライングフェザー」。「最大の仕事を最小の消費で」をモットーに自動車技術者の富谷龍一が開発したものだが、わずかな台数が生産されるにとどまった。
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10/16スズキ歴史館に展示される「スズライト」の試作車。スズキは1954年1月に四輪車の研究開発を開始。同年9月1日には早くも試作第1号車を完成させている。箱根登坂テストに用いられたのは、10月25日に完成した試作第2号車である。
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11/16簗瀬自動車(現ヤナセ)の梁瀬次郎社長(当時)。長年にわたり自動車の輸入事業を手がけていた梁瀬は、当時の日本において数少ない自動車の有識者だった。
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12/161955年10月に発売された軽自動車「スズライト」。必要十分な出力を発生させる2ストロークの360cc2気筒エンジンと、FFの駆動方式がかなえる広い車内空間により成功を収めた。
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13/16スズキ歴史館に展示された「スズライト」シリーズ。手前に見えるのが2代目の「スズライトTL」である。
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14/16英国の「Mini」や「ホンダN360」などと似たスタイリングだが、誕生は「スズライトTL」の方が先。1959年から1968年まで販売された。
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15/16「スズライト フロンテ」の後継モデルとして1967年に登場した「フロンテ360」。従来のものが商用バン「スズライト」の改良モデルだったのに対し、こちらはRRの駆動方式を用いた、新設計の乗用モデルとなっていた。
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16/1647万円という価格設定が話題を呼んだ「アルト」(1979年、右下)と、軽ハイトワゴンというジャンルを築き上げた「ワゴンR」(1993年、左上)。ともに多くのフォロワーを生むヒット商品となった。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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