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2/24「マツダ3セダン」(手前)と「マツダ3ファストバック」(奥)。2018年11月のロサンゼルスモーターショーで世界初公開された。日本では2019年1月の東京オートサロンで初披露され、同年5月24日に販売開始。マツダではこのモデルを“魂動デザイン第2章”と位置付けている。
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3/24手前が「セダン」、奥が「ファストバック」。同じデザインテイストのリアコンビネーションライトが採用されているが、リアフェンダーのデザイン処理を含め、ボディー後端の印象は大きく異なっている。マツダブランドを示すエンブレムは立体的な形状で、手動のトランク(ハッチゲート)オープナーも兼ねている。
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4/24フロントセクションからは、「セダン」と「ファストバック」の区別がつきにくいが、セダンではフロントグリルがクロームメッキとなっているのに対して、ファストバックはスポーティーなイメージを強調するダークメタリック調の塗装を採用。バンパー下部の形状も異なっている(写真はセダン)。
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5/24「ファストバック」(手前)と「セダン」(奥)。ホイールベースは両モデルとも2725mmと、同一の数値。試乗車のボディーカラーはともにオプションの「ソウルレッドクリスタルメタリック」。ファストバックは全8色、セダンは全7色の設定となる。
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6/24伝統的な3ボックススタイルを採用している「マツダ3セダン」。ボディーサイズは、全長×全幅×全高=4660×1795×1445mmで、ファストバックよりも200mm全長が長く、全高が5mm高い設定になっている。
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7/24ドライビングポジションでは、体の上下方向中心線と同一線上にステアリングホイールのセンターがあり、なおかつその中心線の左右対称となる位置に、アクセルペダルとフットレストが配置されている。
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8/24一見何の変哲もないデザインに見えるが、乗員の「骨盤を立てること」と「脊柱のS字カーブを維持できること」を設計のポイントにしたというフロントシート。太もも部分のフィット感を出すために、チルト調整機能を全車標準装備としているのもこだわりの部分。オルガン式アクセルペダルも引き続き採用されている。
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9/24「セダン」のリアシート。ドア形状が異なっているため「ファストバック」に比べて乗り降りはしやすいが、マツダの発表数値によればセダンのショルダールームはファストバックより3mm広いだけで、両車の居住性にほとんど差はない。後席背もたれはセダン、ファストバックとも6:4分割可倒式を採用している。
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10/24水平基調のシンプルなデザインのインテリア。内外装のデザインには、統一感が感じられ、同時に各種のスイッチは、わかりやすく配置されている。
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11/24試乗車の「Lパッケージ」グレードには、グレーメタリック塗装の10本スポークデザインアルミホイールと215/45R18サイズの「トーヨー・プロクセスR51A」タイヤが装着されていた。タイヤは「マツダ3」との専用開発品になる。
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12/24コックピットは、3眼デザインのメーターや左右のエアコンルーバーをシンメトリーに配置。ステアリングホイールは先代モデルよりもスポークを細くし、垂直に立てているという。テレスコピックの調整幅を前後に先代比で10mmずつ拡大し、合計で70mmを確保している。
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13/24メーター中央に7インチの液晶ディスプレイを配置。左右メーターは視認性を向上させるため、ドライバーに向けて角度をつけたという。フロントガラス照射タイプのカラー仕様となるアダプティブドライビングディスプレイ(ヘッドアップディスプレイ)が全車に標準装備されている。
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14/24塊から削り出したようなエクステリアデザインが特徴の「ファストバック」。ボディーサイズは、全長×全幅×全高=4460×1795×1440mm。
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15/24ACCのスイッチをステアリングホイール右側に集中配置。いったん覚えてしまえば、手元をいちいち確認しなくても操作できるようなスイッチの配置と形状になっている。
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16/24試乗車にはオプションのBoseサウンドシステムが装備されていた。一般的にドアに設置されるウーファーを前方カウルサイドに移動し、高音用のツイーターのみをドアに装着。ウーファー用の比較的大きな穴をドアから排することで、キャビンの静粛性を向上させているという。
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17/24試乗した2リッター直4ガソリンと1.8リッター直4ディーゼルターボの両エンジン車では、6段ATのみが設定されている。
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18/24WLTCモード燃費値は、「セダン20S」が15.8km/リッター、「ファストバックXD」が19.8km/リッターと発表されている。
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19/24マツダ3セダン20S Lパッケージ
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20/242リッター直4自然吸気エンジンは最高出力156ps、最大トルク199Nmを発生。
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21/24容量は未公表だが、「セダン」の荷室には67リッターのスーツケースを3個または9インチのゴルフバッグを2個収納できるとアナウンスされている。
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22/24マツダ3ファストバックXD Lパッケージ
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23/241.8リッター直4直噴ディーゼルターボエンジンは、最高出力116ps、最大トルク270Nmを発生。
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24/24「セダン」同様、容量は未公表だが、67リッターのスーツケースを2個収納できるという「ファストバック」の荷室。

サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
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