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2/238代目となる最新の「ポルシェ911」は、2018年11月にデビュー。今回は、ラインナップの中で最もベーシックな「911カレラ」に試乗した。
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3/23「911」の伝統ともいうべきヘッドレスト一体型のシート。試乗車のものは4Wayの電動調節機構(オプション)付き。
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4/23コックピット周辺部は、往年の「911」が持っていたイメージを残しつつ、現代的にデザインされている。
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5/23「911カレラ」と「911カレラS」の外観で明確に違うのはリアのエンブレム。いずれも空冷時代のクラシックな書体でデザインされている。
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6/23「911カレラ」の0-100km/h加速タイムは4.2秒。オプション「スポーツクロノパッケージ」装着車では4.0秒にまで短縮される。
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7/23「911」の伝統である5連メーターのイメージが生かされた計器盤。物理的な文字盤と液晶画面が組み合わされている。
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8/23センターコンソールには、小ぶりなATのシフトレバーが据えられている。パーキングブレーキは電動式となる。
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9/23ワインディングロードを行く「911カレラ」。そのサスペンションやステアリングを介して、路面のインフォメーションがドライバーに正確に伝わってくる。
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10/23今回の試乗では、エンジンのパフォーマンスだけでない「911カレラ」と「911カレラS」の違いが明確になった。
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11/23走行モードのセレクターはダイヤル式。ステアリングホイールのセンター右下にレイアウトされている。センターコンソールのモニター上でも変更可能。
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12/23走行モードは5種類。ノーマル、スポーツ、スポーツプラスのほか、ウエットとインディビジュアル(ユーザー設定)が選べる。
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13/23挿入したままのキーの形状を模した、エンジンスタータースイッチ。いわゆるスタートボタンとは異なり、ひねる動作で始動させる。
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14/23今回は250km弱の距離を走行し、満タン法で7.0km/リッター、車載の燃費計で7.6km/リッターの燃費を記録した。欧州複合サイクルのカタログ値は、9.0リッター/100km(約11.1km/リッター)。
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15/23試乗車は“RSスパイダーデザイン”のアルミホイールを装着。サイズはフロント(写真)20インチ、リアは21インチと、前後異径になっている。
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16/23リアには最高出力385PSの水平対向6気筒エンジンがおさまるが、フードを開けて見えるのは冷却ファンとオイル・冷却水の投入口のみ。エンジン本体を眺めることはできない。
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17/23小ぶりな独立型リアシート。背もたれは可倒式で、フラットなラゲッジスペースとして利用できる。
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18/23リアエンドには速度に応じて立ち上がるウイングが備わる。手動スイッチでの操作も可能。
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19/232020年4月には、ドイツで「911カレラS/4S」に7段MT車を追加設定することが発表された。それらの国内導入や「911カレラ」での設定については、現時点では明らかになっていない。
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20/23ポルシェ911カレラ
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21/23アルカンターラで仕立てられた「スポーツステアリングホイール」は11万8149円のオプション。ステアリングヒーターも備わる。
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22/23メーターパネル右側の液晶画面には、カーナビの地図のほか、水温や燃費をはじめとするさまざまな車両情報が表示できる。
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23/23フロントのボンネット下には、容量132リッターのラゲッジスペースが確保される。

大谷 達也
自動車ライター。大学卒業後、電機メーカーの研究所にエンジニアとして勤務。1990年に自動車雑誌『CAR GRAPHIC』の編集部員へと転身。同誌副編集長に就任した後、2010年に退職し、フリーランスの自動車ライターとなる。現在はラグジュアリーカーを中心に軽自動車まで幅広く取材。先端技術やモータースポーツ関連の原稿執筆も数多く手がける。2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考員、日本自動車ジャーナリスト協会会員、日本モータースポーツ記者会会員。
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