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2/18第1回日本グランプリは、戦後の日本で行われた初の本格四輪レースとされている。写真は「日野コンテッサ」や「ルノー・ドーフィン」「DKW1000」などで競われたC-IIIクラスのレースの様子。
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3/18大型のセダンで競われるC-VIクラスのスタートの様子。第1回日本グランプリではトヨタが強さを見せ、C-VIクラスも多賀弘明の「トヨペット・クラウン」が制している。
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4/18国際スポーツカークラスに出場した「アストンマーティンDB4GTザガート」と「フェラーリ250GT」。
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5/18スポーツカーで競われるB-IIクラスを制した日産の「フェアレディ1500」。レース専用に改造した車両を投入した各メーカーに対し、市販モデルをそのまま持ち込んだプリンス勢は、惨敗を喫した。
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6/18前年の雪辱を果たすべく、万全を期して第2回日本グランプリに臨んだプリンス。「グロリア」「スカイライン」ともに高い競争力を発揮し、それぞれの参戦クラスで優勝を果たした。
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7/18T-Vクラスにて、トップでチェッカーを受ける「スカイライン1500」。ドライバーは、GT-IIクラスで“スカイライン伝説”の立役者となる生沢 徹である。
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8/18GT-IIクラス出場のために開発された「スカイラインGT」。4気筒エンジンの搭載を前提に開発されたスカイラインのフロントセクションを延長し、「グロリア」用のG7型2リッター直6 SOHCエンジンを押し込んだものだった。
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9/18第2回日本グランプリのGT-IIクラスにて、グリッドに並べられる「スカイラインGT」。
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10/18式場壮吉が第2回日本グランプリに持ち込んだ「ポルシェ904カレラGTS」。1963年秋に登場したばかりの最新のレーシングスポーツモデルだった。
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11/18プリンスのワークスドライバー時代の生沢 徹。プリンスとの契約終了後、生沢はプライベーターとして渡英。その後は、日本と欧州の両方で活躍した。
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12/18式場壮吉の「ポルシェ904」を従えて走る、生沢 徹の「プリンス・スカイラインGT」。
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13/18第2回日本グランプリのGT-IIクラスは、最終的には「ポルシェ904」を駆る式場壮吉が圧勝するが、わずか1周でも国産車の「スカイライン」がポルシェを抑えてみせたことに、観客は大いに盛り上がった。
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14/18ファンの反響の大きさから、プリンスは“6気筒スカイライン”の継続販売を決定。1965年に登場した「スカイライン2000GT」がそれで、後にシングルキャブレター仕様の「スカイライン2000GT-A」(写真)も発売された。
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15/182リッター直6 DOHCエンジンを搭載したプロトタイプレーシングカー「R380」。全クラス混走となった1966年の第3回日本グランプリで、見事優勝を果たした。
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16/18プリンスが日産に吸収合併されてからもプロトタイプレーシングカーによる日本グランプリ参戦は続けられ、1968年には「R381」で、1969年には「R382」で優勝している。
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17/18「R380」由来のS20型2リッター直6 DOHCエンジンを搭載した「スカイラインGT-R」。サーキットにおいて高い競争力を発揮した。
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18/182007年に登場した高性能スポーツモデル「日産GT-R」。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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