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1/10チェーザレ・ロミティ(1923~2020年)。フィアット引退後にはイタリア-中国協会を設立したほか、ローマ美術アカデミーの総裁も務めた。
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2/10ジョヴァンニ・アニエッリ会長の強い意向を受け、1986年にはアルファ・ロメオをIRI傘下のフィンメッカニカ社から買収している。これは同年に発表された「164」。
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3/10ロミティ時代のフィアット車から。1983年「ウーノ」。ロミティが力を入れたブラジル工場でも生産され、約1000万台が販売される大ヒット作となった。
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4/101984年「ランチア・テーマ」(写真は1988年の後期型)。イタリアで最後に成功した普及型高級セダンである。だが、乗用車計画を率いてきたヴィットリオ・ギデッラとは、のちに対決することになる。
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5/10ライバルのギデッラが去った後のフィアットグループ車は次第に精彩を欠いていく。1994年「ランチア・カッパ」。先代にあたる「テーマ」が約10年にわたるロングセラーであったのに対し、こちらのライフスパンはわずか6年にとどまった。
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6/101996年「フィアット・パリオ」。ワールドカーを掲げ、南米、トルコ、インドなど世界各地で生産したが、ルノー傘下のダチアのようには育たなかった。
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7/101996年「フィアット・マレア」。官公庁需要にも支えられ、一時は覆面パトロールカーといえばマレアの時代があった。
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8/10ロミティが退職する1998年に発表された「フィアット・セイチェント」。ポーランド工場で生産された。初心者や高齢者の足として一定の市場を獲得したが、イタリアの自動車時代を開いた同名の先代には遠く及ばなかった。
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9/10ミラノ・スカラ座の「フェイスブック」に掲載されたロミティの追悼記事。
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10/10ロミティが所有してきたワイナリーのウェブサイトから。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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