-
1/22
-
2/222020年8月27日に発表され、同年10月30日に発売となるホンダ初の量産電気自動車「ホンダe」。ベースグレードと上級仕様の「アドバンス」の2種類が用意される。今回は後者に試乗した。
-
3/22円をモチーフとしたシンプルなエクステリアが「ホンダe」の特徴。リアパネルはフロントフェイスと対になるデザインに仕上げられている。
-
4/22円形のLEDデイタイムランニングランプおよびプロジェクタータイプのオートライトコントロール機構付きLEDヘッドランプを装備。
-
5/225ドアハッチバックスタイルの「ホンダe」。ボディーサイズは全長×全幅×全高=3895×1750×1510mm、ホイールベースは2530mm。車重は1540kgと発表されている。
-
ホンダ ホンダe の中古車webCG中古車検索
-
6/22インストゥルメントパネルには、液晶モニターがずらりと並ぶ。メーター部分に8.8インチ、センター部分に12.3インチ×2枚、両端にはサイドカメラミラーシステム用の6インチモニターがそれぞれ設置されている。
-
7/22センターコンソールには押しボタン式のシフトセレクターやドライビングモード切り替えスイッチ、パーキングブレーキスイッチなどを配置。
-
8/22左右のフロントドアに備わる、LEDウインカー内蔵のサイドカメラミラーシステム。突起部分は小さく、車幅に収まるサイズに設定されている。
-
9/22「ホンダe」自慢の取り回しのよさを体験するために用意された、段ボールを積み重ねてつくった特設迷路。住宅街の狭い路地などを想定した試乗が行えた。
-
10/22サイドカメラミラーシステムが室内モニターに映し出した車両後方の様子。映像は鮮明で、これを頼りに車体をギリギリまで段ボールの壁に寄せることができた。
-
11/22サスペンションは前後ともマクファーソン式。前後の重量配分は50:50となっている。
-
12/22車体後方に配置された後輪駆動用のモーター。最高出力154PS、最大トルク315N・mを発生する。
-
13/22床下いっぱいに敷き詰められた、総電力量35.5kWhのリチウムイオンバッテリー。IPUケースには超高張力鋼板が用いられている。
-
14/22今回試乗した「ホンダeアドバンス」のタイヤは「ミシュラン・パイロットスポーツ4」で、サイズはフロントが205/45ZR17、リアが225/45ZR17。
-
15/22シート表皮とドアパネルにはメランジ調のファブリックを採用。フロントシートヒーターとステアリングホイールヒーターが全車標準装備となっている。
-
16/22ソファーをイメージしたという2人掛けのリアシート。「ホンダe」の乗車定員は、全車4人になっている。
-
17/22リアシートの背もたれを前方に倒し、荷室を拡大した様子。床面はほぼフラットになり、この状態での荷室容量は565リッターとなる。
-
18/22WLTCモードにおける一充電あたりの最大走行可能距離は259km。CHAdeMOの急速充電(50kW)を使用すれば、30分でバッテリー容量の80%まで充電することができる。
-
19/22ホンダeアドバンス
-
20/22ヘッドランプに合わせ、リアコンビネーションランプも丸形2灯デザインを採用。車名を表すエンブレムがリアゲート左に備わるいっぽうで、外装にグレード名を示すものはない。
-
21/22メーター部分の液晶パネルは8.8インチサイズ。左側の表示は「安全運転支援情報」や「信号情報活用運転支援システム」「オーディオ」などいくつかのメニューから選択できる。写真は「航続可能距離/平均電費」の表示。
-
22/22ボンネット先端部に備わるバッテリーの充電ソケット。左が急速充電用で右が普通充電用。写真は急速充電用カバーを開けた様子。

下野 康史
自動車ライター。「クルマが自動運転になったらいいなあ」なんて思ったことは一度もないのに、なんでこうなるの!? と思っている自動車ライター。近著に『峠狩り』(八重洲出版)、『ポルシェよりフェラーリよりロードバイクが好き』(講談社文庫)。
ホンダ ホンダe の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】 2025.9.19 プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。
-
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】 2025.9.17 最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
新着記事
-
NEW
ランボルギーニ・ウルスSE(前編)
2025.9.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「ランボルギーニ・ウルスSE」に試乗。時代の要請を受け、ブランド史上最大のヒットモデルをプラグインハイブリッド車に仕立て直した最新モデルだ。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT ABS(6AT)【レビュー】
2025.9.20試乗記日本のモーターサイクルのなかでも、屈指のハイテクマシンである「ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT」に試乗。高度な運転支援システムに、電子制御トランスミッション「Y-AMT」まで備えた先進のスポーツツアラーは、ライダーを旅へといざなう一台に仕上がっていた。 -
あの多田哲哉の自動車放談――ポルシェ911カレラGTS編
2025.9.19webCG Moviesトヨタ在籍時から、「ポルシェ911」には敬意を持って接してきたというエンジニアの多田哲哉さん。では、ハイブリッド化した911にどんなことを思ったか? 試乗した印象を存分に語ってもらった。 -
メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ
2025.9.19画像・写真2025年9月19日に国内での受注が始まった「メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ」は、販売台数5台限定、価格は5700万円という高級サルーン。その特別仕立ての外装・内装を写真で紹介する。 -
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか?
2025.9.19デイリーコラム中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか? -
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.9.19試乗記プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。