-
1/23
-
2/23今回雪上で試乗した「XC60チャージプラグインハイブリッドT8」。ボルボは現在パワーユニットの電動化を積極的に進めており、日本導入モデルでは純ガソリンエンジン車および純ディーゼルエンジン車がすべて廃止された。
-
3/23「ボルボXC60」の「T8 Twin Engine」と名乗っていたモデルは、2020年8月に取り入れられた新名称ルールにより、車名が「リチャージプラグインハイブリッドT8」に改められた。
-
4/232リッター直4エンジンには、ターボとスーパーチャージャーが組み込まれている。エンジン単体では最高出力318PS、最大トルクが400N・mを発生する。
-
5/23ボディーの左フロントフェンダーに備わるAC200Vの充電ポート。2.5時間から3時間程度で満充電が可能だという。駆動用リチウムイオンバッテリーの容量は34Ahで、40.9km(WLTCモード)のEV走行が可能となる。
-
ボルボ XC60 の中古車webCG中古車検索
-
6/23「XC60リチャージプラグインハイブリッドT8 AWDインスクリプション」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4690×1990×1660mm、ホイールベースは2865mm。車重は2180kgと発表されている。
-
7/23「XC60」は、フラッグシップSUV「XC90」とエントリーSUV「XC40」の中間に位置するモデルだ。試乗車のボディーカラーは「デニムブルーメタリック」と呼ばれるオプションのメタリックカラー。
-
8/239インチの縦型タッチスクリーン式ディスプレイをダッシュボードの中心に配置。本物のウッドと金属で仕上げられたインテリアの質感は高い。試乗車の内装色は「チャコール/ブロンド」で、ボディーカラーによっては「チャコール/チャコール」色が組み合わされる。
-
9/23試乗車では8本スポークデザインの「ダイヤモンドカット/ブラック」の20インチホイールに、255/45R20サイズの「ピレリ・スコーピオン ウインター」タイヤがセットされていた。
-
10/23「T8」には8段ATを搭載する。「インスクリプション」グレードのシフトノブは、スウェーデンのオレフォス社が手がけるクリスタル製で、高級感も申し分ない。
-
11/23トータル出力1100Wの「Bowers & Wilkinsプレミアムサウンドオーディオシステム」は、32万円のオプションアイテム。
-
12/23「XC60リチャージプラグインハイブリッドT8 AWDインスクリプション」には、ドライビングモード選択式「FOUR-C」アクティブパフォーマンスシャシーとエアサスペンションが標準装備される。
-
13/23質感のいいパーフォレーテッドファインナッパレザーシートを採用する「インスクリプション」グレード。前席にはヒーターとベンチレーションのほか、マッサージ機能が備わっている。
-
14/23ヒーター機能が標準装備される「インスクリプション」グレードの後席。背もたれには60:40の分割可倒機構に加え、スキーホールが備わっている。
-
15/23AWD走行を行う「Constant AWD」やモーター走行を優先する「Pure」、スポーティーな「Power」など6つの走行モードを用意。タッチ式ディスプレイを使って任意の走行モードを簡単に選択できる。
-
16/23「XC60リチャージプラグインハイブリッドT8 AWDインスクリプション」には、エアサスペンションが標準装備されている。選択した走行モードに合わせて、車高が自動的に変化する。
-
17/23AWD走行を行う「Constant AWD」モードでの走行シーン。駆動力が最大化され、多少のドリフト走行も許容する。ある程度の積雪量であれば、雪上でもぐいぐい進む。
-
18/23後席使用時の荷室容量は505リッター。後席背もたれを倒せば、最大1432リッターに拡大できる。バッテリーをセンタートンネル部分に配置しているため、荷室スペースがほとんど犠牲になっていないのも「「XC60リチャージプラグインハイブリッドT8」の特徴。
-
19/23荷室の床下は電子制御式エアサスペンション用のタンク2個とメインの12V鉛バッテリー、小物などの収納スペースになっている。
-
20/23ステアリングホイールの左側スポーク部分に配置されたACCのスイッチ。70km/h以上で先行車に追従中、ウインカー操作により車両を加速させる「追い越しアシスト」機能も備わっている。
-
21/23「XC60リチャージプラグインハイブリッドT8 AWDインスクリプション」のWLTCモード燃費値は12.6km/リッター。今回の試乗では、ボルボのスタッフが行った前日の移動を含め約320kmを走行し、燃費は8.7km/リッター(車載燃費計計測値)であった。
-
22/23ボルボXC60リチャージプラグインハイブリッドT8 AWDインスクリプション
-
23/23

櫻井 健一
webCG編集。漫画『サーキットの狼』が巻き起こしたスーパーカーブームをリアルタイムで体験。『湾岸ミッドナイト』で愛車のカスタマイズにのめり込み、『頭文字D』で走りに目覚める。当時愛読していたチューニングカー雑誌の編集者を志すが、なぜか輸入車専門誌の編集者を経て、2018年よりwebCG編集部に在籍。
ボルボ XC60 の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
スズキ・アルト ラパン ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.11.3 スズキの「アルト ラパン」がマイナーチェンジ。新しいフロントマスクでかわいらしさに磨きがかかっただけでなく、なんとパワーユニットも刷新しているというから見逃せない。上位グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】 2025.11.1 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。
-
シトロエンC3ハイブリッド マックス(FF/6AT)【試乗記】 2025.10.31 フルモデルチェンジで第4世代に進化したシトロエンのエントリーモデル「C3」が上陸。最新のシトロエンデザインにSUV風味が加わったエクステリアデザインと、マイルドハイブリッドパワートレインの採用がトピックである。その仕上がりやいかに。
-
メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ(4WD/9AT)【海外試乗記】 2025.10.29 メルセデス・ベンツが擁するラグジュアリーブランド、メルセデス・マイバッハのラインナップに、オープン2シーターの「SLモノグラムシリーズ」が登場。ラグジュアリーブランドのドライバーズカーならではの走りと特別感を、イタリアよりリポートする。
-
ルノー・ルーテシア エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH(FF/4AT+2AT)【試乗記】 2025.10.28 マイナーチェンジでフロントフェイスが大きく変わった「ルーテシア」が上陸。ルノーを代表する欧州Bセグメントの本格フルハイブリッド車は、いかなる進化を遂げたのか。新グレードにして唯一のラインナップとなる「エスプリ アルピーヌ」の仕上がりを報告する。
新着記事
-
NEW
「シティ ターボII」の現代版!? ホンダの「スーパーONE」(プロトタイプ)を試す
2025.11.6エディターから一言ホンダが内外のジャーナリスト向けに技術ワークショップを開催。ジャパンモビリティショー2025で披露したばかりの「スーパーONE」(プロトタイプ)に加えて、次世代の「シビック」等に使う車台のテスト車両をドライブできた。その模様をリポートする。 -
NEW
未来がすべてにあらず! ジャパンモビリティショー2025で楽しめるディープな“昔”の世界
2025.11.5デイリーコラム未来のクルマ、未来の技術が集結する「ジャパンモビリティショー2025」。ただし、「そういうのはもういいよ……」というオトーサンのために(?)昔の世界を再現し、当時のクルマを並べた「タイムスリップガレージ」も用意されている。内部の様子を紹介する。 -
NEW
第90回:これぞニッポンの心! 軽自動車デザイン進化論(前編)
2025.11.5カーデザイン曼荼羅新型の「ダイハツ・ムーヴ」に「日産ルークス」と、ここにきて新しいモデルが続々と登場してきた軽自動車。日本独自の規格でつくられ、日本の景観を変えるほどの販売ボリュームを誇る軽のデザインは、今後どのように発展していくのか? 有識者と考えた。 -
NEW
プジョー2008 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.11.5試乗記「プジョー2008」にマイルドハイブリッドの「GTハイブリッド」が登場。グループ内で広く使われる最新の電動パワートレインが搭載されているのだが、「う~む」と首をかしげざるを得ない部分も少々……。360km余りをドライブした印象をお届けする。 -
“安心・安全”をより長く 2人のプロが「ブリヂストン・ブリザックWZ-1」を語る
2025.11.42025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>ブリヂストンが、持てる最新のタイヤ技術を投入して誕生させた、新しいスタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1(ダブルゼットワン)」。高い氷雪上性能とサステナビリティーを併せ持つ新製品の魅力に、2人のプロフェッショナルが迫る。 -
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/TRD編)【試乗記】
2025.11.4試乗記メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! 彼らの持ち込んだマシンのなかから、無限の手が加わった「ホンダ・プレリュード」と「シビック タイプR」、TRDの手になる「トヨタ86」「ハイラックス」等の走りをリポートする。






























