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1/27富士スピードウェイの1コーナーに進入する「アウディR8」。
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2/27ブリーフィングルームにて記者が案内されたテーブルに、さん然と輝く「1」の札。久々のサーキット取材にすっかりハイになった記者は、会場の富士スピードウェイに一番乗りしてしまった。
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3/27アウディスポーツ社は、レース活動や高性能モデルの開発を担うアウディの子会社。かつてのクワトロ社が2016年に改組・改称し、現在の姿となった。
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4/27アウディ ジャパンは、当イベントの直前に新型の「RS 7スポーツバック」と「RS 6アバント」(写真)、「RS Q8」の日本導入を発表したが、今回は、これら最新モデルの試乗はかなわなかった。
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5/27ピットレーンにて、走行開始を待つアウディスポーツの各モデル。これ、全部足したら、お値段幾らで何馬力になるのかしら?
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6/27今回のイベントは、サーキットで限界性能を確かめるという鼻息の荒いものではなく、広々とした環境で各車のキャラクターを味わうというものだった。
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7/27最初に試乗したのは「R8」。エンジンをミドシップ搭載し、後輪駆動ベースのフルタイム4WDと組み合わせたスーパースポーツだ。
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8/27白いクロスステッチのシートがまぶしい「R8」の車内。色移りしそうな服を着てこなくて、本当によかった。
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9/27細いスポークの向こうに見える、巨大な赤いキャリパー。利きのよさや自然な制動の立ち上がりに加え、精緻ですっきりとした操作フィールにも驚かされた。
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10/27「R8」に搭載される5.2 FSIは、今となっては珍しい自然吸気の高出力エンジン。620PSの最高出力を8000rpmで発生する。
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11/27ロー&ワイドなボディーに内燃機関のスポーツカーの楽しさを満載していた「R8」。「こんなクルマを楽しめるのも、あとどれくらいだろう?」と思うと、降りるのが惜しくなった。
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12/27グリーンのボディーが鮮やかな「RS 3セダン」。個人的に「これぞRS!」と勝手に思い込んでいる一台だ。
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13/271994年に登場した“元祖RS”こと「RS2アバント」。このサイズのボディーに直5エンジンを搭載して……と聞くと、エンジンの縦置き/横置きの違いはあれど、「RS 3セダン/スポーツバック」こそが、その直系の子孫な気がしてくる。
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14/27よりスピード域が上がれば話は別なのだろうが、今回の試乗では、「RS 3セダン」からは終始“ゆとり”が感じられた。
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15/27直5モデルの中でもひときわクルマとの一体感が濃かった「TT RSクーペ」。タイトなコックピットのつくりといい、やっぱりスポーツカーはこうでないと!
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16/27「TT RSクーペ」のシート位置は低く、足を伸ばしたらその先にペダルがある感じ。強くブレーキを踏むと、腰や背中をぐっとシートに押し付ける形になり、体が安定するのだ。
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17/27「RS Q3」はSUVなので、当然ながら「RS 3セダン」や「TT RS」よりはロールやピッチが大きめ。エンジンも、少しだけおおらかな味つけだった気がしたが、記者にとってはそれも好印象だった。
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18/27同乗走行のプログラムに供された「R8 LMS」と「RS 3 LMS」。こうしたレーシングカーの開発や、カスタマーによるレース活動のサポートも、アウディスポーツの仕事である。
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19/27同乗体験でドライバーを担当した、Hitotsuyama Racingのレーシングドライバー。写真右から、篠原拓朗選手、近藤 翼選手、川端伸太朗選手。
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20/27「R8 LMS」はカスタマー向けのレーシングカーとして世界的に成功している一台。ニュルブルクリンク24時間レースでもたびたび優勝している。
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21/27ツーリングカーレースのTCR規格に沿って開発された「RS 3 LMS」は、駆動方式が4WDからFFに変更されている。篠原選手いわく「予選などでの“一発”の速さ、力強さが持ち味」とのこと。
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22/27フォーミュラEへの参戦を2021年で終了し、2022年にはダカールラリーに参戦するというアウディ。さらには世界耐久選手権への復帰ももくろんでいるとのことで、今後の動向が気になる。
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23/27SUVタイプの電気自動車「e-tronスポーツバック」。2560kgのヘビーなボディーを、システム出力408PSの電動パワートレインで走らせる、カーボンフリーの重戦車だ。
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24/27重量が重量だけに、コーナーでの“外へ引っ張られる感”はかなりのもの。ただロールやピッチはしっかり抑えられており、コーナリングを普通に楽しむことができた。
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25/27リニアで抵抗感のない加速は電動パワートレインならでは。低重心な車両構造がかなえるドシっとしたフットワークともども、ガソリン車にはないEVの魅力だ。
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26/27独ネッカーズルム工場で生産が開始された「e-tron GT」。2021年はじめの世界初公開が予定されている。
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27/27アウディの電動化戦略の一端を担うべく、ライバルに先駆けてスポーツEVの開発を手がけることとなったアウディスポーツ。彼らの手にかかるとEVはどんなクルマになるのか、今から楽しみである。

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
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