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2/20フロントセクションとキャビン、ベッド(荷台)によって構成される“凸”形のシルエットはピックアップトラックならでは。日本仕様は4ドアのダブルキャブのみで、2ドアのレギュラーキャブやエクストラキャブは用意されていない。
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3/20インストゥルメントパネルまわりのデザインは、曲線を多用した乗用車ライクなもの。空調は「Z」がオートエアコン、「X」がマニュアルエアコンとなる。
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4/20上級グレード「Z」のフロントシート。表皮の素材は「X」「Z」ともにファブリックだが、デザインが異なる。
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5/20リアシートには、「X」では左右一体式の、「Z」では左右6:4分割式の座面チップアップ機能が備わるほか、後者にはカップホルダー(2個)付きのセンターアームレストも装備される。
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6/20顔まわりでは、新たに採用された大型の六角形グリルが従来モデルとの大きな違い。「Z」にはオートレベリング機能付きのLEDヘッドランプが装備される。
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7/20パワーユニットは2.4リッターディーゼルターボエンジンの「2GD-FTV」。150PSの最高出力や400N・mの最大トルクはそのままに、燃費性能の向上が図られている。
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8/20マイナーチェンジモデルでは、これまで「Z」のみの装備だったオプティトロンメーターと4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが、「X」にも採用された。
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9/20足まわりでは、乗り心地を改善するべくサスペンションを改良。操舵機構にはパワーステアリングのオイル流量を制御するVFC(バリアブルフローコントロール)を追加し、操縦安定性の向上を図っている。
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10/20車台の構成は“トラックそのもの”で、丈夫なラダーフレームに前:ダブルウイッシュボーン式、後ろ:リジッドアクスル式のサスペンションの組み合わせ。リアサスのスプリングにはリーフ(板バネ)を用いている。
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11/20荷台の最大積載重量は500kg。寸法は、床面長が1565mm、開口幅が1380mm、最小床面幅(ホイールハウス間)が1105mm、荷台高が480mmとなっている。
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12/20販売店オプションで用意される、ポリ塩化ビニル製のベッドライナー。同じく販売店オプションとして、ソフト/ハードトノカバーや、スポーツバーなども用意される。
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13/20「Z」に装備されるダークグレーメタリックのアルミホイール。「X」はキャップ無し、ブラック塗装のスチールホイールという“硬派”ないでたちとなる。タイヤサイズはともに265/65R17。
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14/20トランスミッションはトルコン式の6段ATで、シフトセレクターによる手動変速が可能。パワートレインの制御には「パワーモード」と「エコモード」が用意される。
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15/20駆動方式は副変速機付きのパートタイム4WDで、ダイヤル式のコントローラーで操作する。車輪の空転を抑制するアクティブトラクションコントロールやヒルディセントコントロール、リアデフロックなど、悪路走行をアシストする装備は充実している。
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16/20ほかのクルマとは一線を画すスタイリングと使用感こそピックアップトラックの魅力。「ハイラックス」は「このクルマを買うと人生が変わるかも」と思わせる、希有(けう)な一台だった。
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17/20トヨタ・ハイラックスZ
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田村 十七男
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