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2/23現行型「レクサスLS」にも採用されている「GA-L」プラットフォームを用いて設計された新型「ミライ」。2020年12月9日に販売を開始した。
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3/23「ミライ」のエクステリアデザインは、4ドアクーペと呼べそうな流麗なフォルムが特徴。ハッチバックに見えるが、荷室が独立した3ボックスモデルになっている。
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4/23印象的な「ミライ」のフロントフェイス。1灯の光源でロービームとハイビームの切り替えを行う「Bi-BeamLEDヘッドランプ」とデイタイムランニングランプ機能付き「LEDクリアランスランプ」を組み込んでいる。
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5/23インストゥルメントパネルに設置されたウオーターリリーススイッチ。通常、発電により発生する水は排水管から自動的に排水されるが、このスイッチを用いて任意のタイミングで排水することもできる。
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6/23「ミライ」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4975×1885×1470mm、ホイールベースは2920mm。車重は1930kgと発表されている。
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7/23今回の試乗車には、オプションとなるブラックスパッタリング塗装・ブラックナット付き20インチホイールと、245/45ZR20サイズの「ファルケン・アゼニスFK510」タイヤが装着されていた。
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8/2312.3インチの大型センターディスプレイとメーターパネルを組み合わせ、一体感が表現されたコックピットデザインも新型「ミライ」の注目ポイント。14個のスピーカーを配置する「JBLプレミアムサウンドシステム」が「Z」グレードに標準装備されている。
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9/23スマートフォンなどをワイヤレスで充電できる「おくだけ充電」を標準装備。インパネまわりのカッパー加飾は、245/45ZR20タイヤ&20×8.5Jアルミホイールとのセットオプションとなる。
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10/23今回の試乗では高速道路やワインディングロードなど、合わせて435.1kmを走行。燃費は満タン法で71.1km/kgを記録した。
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11/23初代「ミライ」はFCスタックを車体中央に配置していたが、新型ではフロントボンネット下に移設。駆動用モーターは最高出力182PS、最大トルク300N・mを発生する。
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12/23新型「ミライ」では、疑似エンジン音を発生させる「アクティブサウンドコントロール(ASC)」機能を搭載している。走行モードに連動したサウンドを専用スピーカーで鳴らし、車両とドライバーとの一体感を高めるという。
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13/23走行時に発電のために空気を取り入れるFCVの特徴を生かし、吸入した空気をきれいにして排出する空気清浄システムが搭載されている。PM2.5レベルの細かい粒子の捕捉や有害な化学物質の除去を行うという。作動状況はセンターディスプレイで確認できる。
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14/23「ミライ」のボディーカラーは、今回の試乗車がまとっていたオプションの「プレシャスホワイトパール」を含め、全8種類から選択できる。洗車などによる小さなすり傷などを自己修復する「セルフリストアリングコート」が全車に標準採用されている。
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15/23本革のシート表皮が標準仕様となる「Z」グレードの前席には、「快適温熱シート」や「シートベンチレーション」も備わっている。
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16/23初代「ミライ」のリアシートが2人掛けだったの対して、新型では3人掛けとされた。センターのアームレストにはオーディオやエアコンなどの操作スイッチが内蔵されている。
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17/23「ミライ」の荷室。具体的な数値は発表されていないが、9インチのゴルフバッグ3個が収納可能なスペースを確保しているという。荷室の右側側壁に、AC100V(1500W)のコンセントが備わっている。
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18/23「ミライ」にはステアリングやアクセル、ブレーキだけでなく、シフト操作も車両が自動制御し駐車をサポートする「アドバンスドパーク」が標準装備されている。
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19/23「アドバンスドパーク」では、並列駐車および縦列駐車/出庫はもちろんのこと、区画線のない駐車スペースや隣接車両がないスペースでも駐車支援が行われる。
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20/23「アドバンスドパーク」で並列駐車を作動させた様子。車両が自動で行っているとは思えないほどのスピード感とスムーズさが確認できた。
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21/23今回の試乗における、水素価格(1kg=1210円・税込み)から算出した1kmあたりの走行コストは17円(税込み)。現状ではハイオクガソリンを使用するEセグスポーツモデルと同程度の燃料コストといえそうだ。
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22/23トヨタ・ミライZ
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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