-
1/15久しぶりにシェアリング自転車を使ってみた筆者。この笑顔に至るまでにはちょっとした紆余(うよ)曲折があった。以下の写真も含めて、2021年7月にフィレンツェにて撮影。
-
2/15アプリを起動し、車両のQRコードにスマートフォンをかざすと、まずはクレジットカードによる料金チャージを促す表示が。
-
3/15女房のライドモヴィを見る。フィレンツェの石畳形状は、かつて筆者がシェア自転車を利用したどの都市よりも、お尻への突き上げが激しい。尾灯は自動で常時点灯している。
-
4/15ハンドル部分。溝が刻まれた部分を前後に回転させるとベルが鳴ることに、しばらく気づかなかった。
-
5/15LEDライトの上にはカゴが。ただし、ひったくり被害のことを考えると、イタリアではあまり使いたくない。
-
6/15かつてフィレンツェ共和国の政庁舎だったパラッツォ・ヴェッキオ前にて。
-
7/15イタリアの歴史地区全体に言えることだが、自転車はまたがっての走行および放置が禁止されている街路があるので注意が必要。
-
8/15隣には、他の企業が展開するシェア用の電動キックスクーターも。一時のようなブームは落ち着いたものの、イタリアでは市場のレッドオーシャン状態が続いている。
-
9/15帰りはサンタマリア・ノヴェッラ駅から電動アシスト型を借りる。
-
10/15電動アシスト型の場合、アプリに電池残量も表示される。
-
11/151983年まで刑務所だった建築物は、文化センターとして再生されている。クルマでは止まりにくい街区で、ふとした発見があるのも自転車の魅力。
-
12/15各車両のアイコンをタップすると、事前に料金が分かる仕組みだった。電動アシスト型の場合、リアルタイムのアシスト可能距離も。
-
13/15なるほど、従来型自転車の場合、電動アシスト付きより格段に安い。その額4分の1である。
-
14/15フィレンツェといえば、ハチノス(牛の2番目の胃)の煮込み。サンタンブロージョ市場の大衆食堂にて。コテコテの観光地から少し外れたエリアに到達しやすいのもシェア自転車のメリットだ。
-
15/15なにか気になる開催告知。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
マッキナ あらモーダ!の新着記事
-
第938回:さよなら「フォード・フォーカス」 27年の光と影 2025.11.27 「フォード・フォーカス」がついに生産終了! ベーシックカーのお手本ともいえる存在で、欧米のみならず世界中で親しまれたグローバルカーは、なぜ歴史の幕を下ろすこととなったのか。欧州在住の大矢アキオが、自動車を取り巻く潮流の変化を語る。
-
第937回:フィレンツェでいきなり中国ショー? 堂々6ブランドの販売店出現 2025.11.20 イタリア・フィレンツェに中国系自動車ブランドの巨大総合ショールームが出現! かの地で勢いを増す中国車の実情と、今日の地位を築くのに至った経緯、そして日本メーカーの生き残りのヒントを、現地在住のコラムニスト、大矢アキオが語る。
-
第936回:イタリアらしさの復興なるか アルファ・ロメオとマセラティの挑戦 2025.11.13 アルファ・ロメオとマセラティが、オーダーメイドサービスやヘリテージ事業などで協業すると発表! 説明会で語られた新プロジェクトの狙いとは? 歴史ある2ブランドが意図する“イタリアらしさの復興”を、イタリア在住の大矢アキオが解説する。
-
第935回:晴れ舞台の片隅で……古典車ショー「アウトモト・デポカ」で見た絶版車愛 2025.11.6 イタリア屈指のヒストリックカーショー「アウトモト・デポカ」を、現地在住のコラムニスト、大矢アキオが取材! イタリアの自動車史、モータースポーツ史を飾る出展車両の数々と、カークラブの運営を支えるメンバーの熱い情熱に触れた。
-
第934回:憲兵パトカー・コレクターの熱き思い 2025.10.30 他の警察組織とともにイタリアの治安を守るカラビニエリ(憲兵)。彼らの活動を支えているのがパトロールカーだ。イタリア在住の大矢アキオが、式典を彩る歴代のパトカーを通し、かの地における警察車両の歴史と、それを保管するコレクターの思いに触れた。
新着記事
-
NEW
レクサスLFAコンセプト
2025.12.5画像・写真トヨタ自動車が、BEVスポーツカーの新たなコンセプトモデル「レクサスLFAコンセプト」を世界初公開。2025年12月5日に開催された発表会での、展示車両の姿を写真で紹介する。 -
NEW
トヨタGR GT/GR GT3
2025.12.5画像・写真2025年12月5日、TOYOTA GAZOO Racingが開発を進める新型スーパースポーツモデル「GR GT」と、同モデルをベースとする競技用マシン「GR GT3」が世界初公開された。発表会場における展示車両の外装・内装を写真で紹介する。 -
NEW
バランスドエンジンってなにがスゴいの? ―誤解されがちな手組み&バランスどりの本当のメリット―
2025.12.5デイリーコラムハイパフォーマンスカーやスポーティーな限定車などの資料で時折目にする、「バランスどりされたエンジン」「手組みのエンジン」という文句。しかしアナタは、その利点を理解していますか? 誤解されがちなバランスドエンジンの、本当のメリットを解説する。 -
「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」の会場から
2025.12.4画像・写真ホンダ車用のカスタムパーツ「Modulo(モデューロ)」を手がけるホンダアクセスと、「無限」を展開するM-TECが、ホンダファン向けのイベント「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」を開催。熱気に包まれた会場の様子を写真で紹介する。 -
「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」の会場より
2025.12.4画像・写真ソフト99コーポレーションが、完全招待制のオーナーミーティング「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」を初開催。会場には新旧50台の名車とクルマ愛にあふれたオーナーが集った。イベントの様子を写真で紹介する。 -
ホンダCR-V e:HEV RSブラックエディション/CR-V e:HEV RSブラックエディション ホンダアクセス用品装着車
2025.12.4画像・写真まもなく日本でも発売される新型「ホンダCR-V」を、早くもホンダアクセスがコーディネート。彼らの手になる「Tough Premium(タフプレミアム)」のアクセサリー装着車を、ベースとなった上級グレード「RSブラックエディション」とともに写真で紹介する。
