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1/10コロナータトンネルを抜けた途端、新しく完成したサン・ジョルジョ橋が始まる。2021年6月に撮影。
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2/10サン・ジョルジョ橋は、イタリアでは異例の短い工期で完成した。
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3/10プロジェクトに参画した企業は330にものぼる。奥に残されたガス貯蔵タンクの古さとは対照的だ。
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4/10橋に差しかかると、いきなり分岐の表示が。制限速度は80km/hだ。
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5/10崩落前に撮影した旧モランディ橋。2010年の姿。
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6/10再び分岐の表示が。せめて車線がどう分かれるのか表示しておいてほしい。
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7/10これも2010年に撮影した旧モランディ橋。
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8/10橋を渡り切ると、いきなり進行方向が左右に分かれる。事実上の本線は右側だ。
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9/10大惨事の現場とは信じられないほど、橋の下は整地・緑化されている。光って分かりにくいが、欄干の外には太陽光パネルが設置されている。
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10/10橋脚は全部で18本。イタリアの高速道路交通にとって、リグーリア海側の重要な動脈である。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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