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2/192021年7月19日に発表された2代目「トヨタ・アクア」。従来型と同じハイブリッド専用車で、車内空間の広さと優れた燃費性能が特徴としてうたわれている。
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3/19今回の試乗車は新型「アクア」のトップグレードとなる「Z」のFWD車。ボディーカラーはオプションの「プラチナホワイトパールマイカ」をまとっていた。車両本体価格は240万円。
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4/19今回試乗した新型「アクア」の「Z」グレードには、ターンシグナルランプやクリアランスランプもLEDとなる「Bi-Beam LEDヘッドランプ」が標準装備される。
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5/19LEDライン発光テールランプとLEDストップランプが組み合わされたリアコンビネーションランプを採用する新型「アクア」の「Z」グレード。他グレードとは発光箇所のデザインが異なっている。
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6/19駆動用車載電池としては世界初となるバイポーラ型ニッケル水素電池が採用された新型「アクア」。単体で従来型のニッケル水素電池の約2倍という出力を実現しているという。
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7/19新型「アクア」のFWD車は最高出力91PS、最大トルク120N・mの1.5リッター直3エンジンに、最高出力80PS、最大トルク141N・mの電気モーターを組み合わせたハイブリッドパワーユニットを搭載。「Z」グレードの燃費値は、WLTCモードが33.6km/リッターと発表されている。
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8/19フロントピラーを4%スリム化し、ドアミラー位置の最適化や三角窓面積の拡大などによって視認性を向上させたという新型「アクア」のコックピット。「Z」グレードでは、10.5インチのディスプレイオーディオが標準装備となる。
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9/19エアコンのコントロールパネル下に配置されたシフトセレクター。セレクターレバー左の「DRIVE MODE」スイッチで「POWER+」モードを選択すれば、アクセルオフの減速度が強くなる新機能「快感ペダル」が体感できる。
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10/19車体の基本骨格には、「TNGA」の「GA-B」プラットフォームを採用。全長は「ヤリス」に比べて110mm長い設定となる。FWD車のサスペンションは、フロントがマクファーソンストラット式、リアがトーションビーム式。
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11/19ヘッドレストがセパレート式となる「アクアZ」のフロントシート。写真の「上級ファブリック」と呼ばれるブラックのシート表皮が標準仕様となる。センターコンソールボックス後方のリアシート側に、AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントを標準装備。400W消費時で約5日分の電力を供給できるという。
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12/19背もたれに60:40の分割可倒機構が組み込まれる新型「アクア」のリアシート。前後シート間は880mmで、従来型よりも20mm広げられている。これは「ヤリス」よりも50mm大きい数値となる。
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13/19「トヨタ・アクアZ」(FWD車)のボディーサイズは全長×全幅×全高=4050×1695×1485mm、ホイールベースは2600mm。ホイールベースは従来型よりも50mm延ばされているが、全長の数値に変更はない。
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14/194.2インチのマルチインフォメーションディスプレイを内蔵するデジタルメーターが標準装備される新型「アクア」。カラーヘッドアップディスプレイは、「トヨタチームメイト」などの運転支援システムとセットとなるオプションアイテム。
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15/19今回の試乗車は、オプションの「195/55R16タイヤ&16×6Jアルミホイール」を装備。切削光沢仕上げのダークグレーメタリックホイールに「ブリヂストン・エコピアEP150」タイヤが組み合わされていた。
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16/19FWD車の荷室床面は、2段階の高さ調整が行える。写真は床面を下げた状態。床面を高い状態にセットし後席の背もたれを前方に倒せば、床面はほぼフラットの状態になる。荷室容量は5人乗車の通常使用時で300リッター。
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17/19運転支援システムの充実も新型「アクア」のセリングポイント。最新世代の「Toyota Safety Sense」が全車標準装備となり、操舵やブレーキ・アクセルの操作、ギアチェンジなど、駐車時における全操作を車両が支援する「トヨタチームメイト(アドバンストパーク+パーキングサポートブレーキ)」がオプション設定されている。
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18/19トヨタ・アクアZ
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鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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