-
1/20
-
2/202021年12月22日に発売された、新型「スズキ・アルト」。価格は94万3800円~137万9400円となっている。
-
3/20スズキが自ら“下駄グルマ”と呼ぶ新型「アルト」。生みの親である鈴木猛介さん(写真)はその言葉に、使い勝手や実用性、ファッション性といった、クルマとして重要な価値をみているという。
-
4/20「毎日乗っても飽きのこないデザイン」を追求したというインテリア。ふっくらした立体感が表現されているのが特徴。
-
5/20ボディーカラーは全12種類。うち4種類は、「ホワイト2トーンルーフ」(写真)となる。
-
スズキ アルト の中古車webCG中古車検索
-
6/20新型「アルト」の全高は1525mm。先代より50mm高いものの、現在主流となっている“背の高い軽”に比べると100~150mmほど低くなっている。
-
7/20親しみやすさの演出にこだわった新型「アルト」のフロントフェイス。ヘッドランプやグリルは丸みを帯びたデザインとされた。
-
8/20ヘッドレスト一体型のシート。デニム調の表皮は、「あらゆる世代に親しまれている」という考えから採用された。
-
9/20後席の形状も極めてシンプル。前席ともども、先代よりもヘッドクリアランスやショルダールームのゆとりは増している。
-
10/20フルモデルチェンジに際して、基本性能はしっかり上げなければならない。ただし、お金はかけずに……。そこが難点であり、挑戦しがいのあるポイントだったと鈴木さんは語る。
-
11/204人乗車時の荷室の様子。荷室床面の幅は905mmで、奥行きは425mm確保されている。
-
12/20左右席一体型の後席を倒した状態。奥行きは1225mmとなり、大きな荷物や長尺物が積み込める。
-
13/20筒形のボトルにも四角い紙パックにも対応できる前席のカップホルダー。ユーティリティーに優れる点は、新型「アルト」の自慢のひとつ。
-
14/20運転席のシートヒーターは全車標準装備。助手席のものも、FF車の一部を除き備わっている。
-
15/20ハイブリッド車の上位グレードには、スマートキーを所持していればドアノブ横のボタンを押すだけで施錠・解錠ができる機能が備わる。
-
16/20最新世代のR06D型3気筒エンジンにISGとリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用。最高27.7km/リッターの燃費(WLTCモード)を実現した。
-
17/20キャビン前方のステレオカメラを使って衝突被害を軽減する「デュアルカメラブレーキサポート」は、全グレードに標準装備される。
-
18/20軽量・高剛性プラットフォームを継承しつつ、改良型サスペンションを組み合わせたことで、乗り心地は向上。段差通過時のフラット感は強まり、突き上げ感は低減している。
-
19/209代目となる新型「アルト」には、マイルドハイブリッド搭載車と非搭載車の2タイプがラインナップされている。
-
20/20年々ハードルの上がる燃費基準を前に、ストロングハイブリッドやEVという選択肢も意識しているという鈴木さん。パワートレインをどうするかについては、結論は出ず。今は過渡期と考えている。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
スズキ アルト の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】 2025.9.17 最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
トヨタGRヤリスRZ“ハイパフォーマンス”【試乗記】 2025.9.12 レースやラリーで鍛えられた4WDスポーツ「トヨタGRヤリス」が、2025年モデルに進化。強化されたシャシーや新しいパワートレイン制御、新設定のエアロパーツは、その走りにどのような変化をもたらしたのか? クローズドコースで遠慮なく確かめた。
新着記事
-
NEW
ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT ABS(6AT)【レビュー】
2025.9.20試乗記日本のモーターサイクルのなかでも、屈指のハイテクマシンである「ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT」に試乗。高度な運転支援システムに、電子制御トランスミッション「Y-AMT」まで備えた先進のスポーツツアラーは、ライダーを旅へといざなう一台に仕上がっていた。 -
あの多田哲哉の自動車放談――ポルシェ911カレラGTS編
2025.9.19webCG Moviesトヨタ在籍時から、「ポルシェ911」には敬意を持って接してきたというエンジニアの多田哲哉さん。では、ハイブリッド化した911にどんなことを思ったか? 試乗した印象を存分に語ってもらった。 -
メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ
2025.9.19画像・写真2025年9月19日に国内での受注が始まった「メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ」は、販売台数5台限定、価格は5700万円という高級サルーン。その特別仕立ての外装・内装を写真で紹介する。 -
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか?
2025.9.19デイリーコラム中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか? -
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.9.19試乗記プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。 -
ロレンツォ視点の「IAAモビリティー2025」 ―未来と不安、ふたつミュンヘンにあり―
2025.9.18画像・写真欧州在住のコラムニスト、大矢アキオが、ドイツの自動車ショー「IAAモビリティー」を写真でリポート。注目の展示車両や盛況な会場内はもちろんのこと、会場の外にも、欧州の今を感じさせる興味深い景色が広がっていた。