-
1/10「CES 2022」のオンラインプレゼンテーションより、モービルアイCEOのアムノン・シャシュア氏。
-
2/10ADASや自動運転の要素技術を得意とするモービルアイ。今後は独フォルクスワーゲンや米フォード・モーターと、「REM」と呼ばれるクラウドベースのデジタル地図の活用を進めるほか、ホンダや独BMWとは“レベル3”自動運転の実用化と普及を推進。さらに2024年早期には、中国ZEEKRと自家用車向けの“レベル4”自動運転システムを実用化すると発表した。
-
3/10モービルアイの技術を活用して“レベル4”自動運転システムを実用化するとしているZEEKR。中国吉利中国吉利控股集団のプレミアムEVブランドだ。(写真:Newspress)
-
4/10世界最大級のエレクトロニクス関連展示会である「CES」。2年ぶりにリアルイベントとして開催された今回は、出展社数は以前より減少したものの、その中身は充実したものとなった。日本メーカーではソニーが自動車事業参入の計画を発表するなど、話題を振りまいている。
-
5/10”レベル4”の自動運転とは、特定条件下においてすべての運転操作をクルマが担う自動運転システムを指す。状況に応じて運転を交代するなどといったタスクを、一切人に求めない点が”レベル3”との違いだ。また「特定条件下において」という“ただし書き”が付くのも大きなポイントで、ホンダが実用化を目指すシステムは高速道路限定と予測されているが、ZEEKRのシステムがどういう条件のもとでの使用を想定しているかは、まだ明らかになっていない。
-
6/10「CES 2022」で発表されたモービルアイの新型SoC「EyeQ ULTRA」。演算能力は176TOPSで、“レベル4”の自動運転システムなどへの採用を想定している。
-
7/1034TOPSの演算能力を有する「EyeQ6 High」。ハンズオフ走行を可能にする高性能ADASなどへの採用が考えられている。
-
8/10コンパクトなサイズが特徴の「EyeQ6 Light」。5TOPSという演算能力は現行の「EyeQ5」シリーズと比べても高いというものではないが、それでも十分に高性能なSoCといえる。
-
9/10高い演算能力を有するエヌビディアの「NVIDIA DRIVE ORIN」。ボルボや中国のNIOなど、自動運転車の開発に積極的な多くのメーカーが、このSoCの採用を表明している。
-
10/10新たに自動運転用半導体事業に参入したクアルコム。「CES 2022」ではSoC「Snapdragon Ride Platform」が実現するであろう、自動運転を含めたさまざまな移動体験が紹介された。

鶴原 吉郎
オートインサイト代表/技術ジャーナリスト・編集者。自動車メーカーへの就職を目指して某私立大学工学部機械学科に入学したものの、尊敬する担当教授の「自動車メーカーなんかやめとけ」の一言であっさり方向を転換し、技術系出版社に入社。30年近く技術専門誌の記者として経験を積んで独立。現在はフリーの技術ジャーナリストとして活動している。クルマのミライに思いをはせつつも、好きなのは「フィアット126」「フィアット・パンダ(初代)」「メッサーシュミットKR200」「BMWイセッタ」「スバル360」「マツダR360クーペ」など、もっぱら古い小さなクルマ。
カーテク未来招来の新着記事
-
第50回:歴代モデルに一気乗り! 「シビック」の歴史は日本のカーテクの歴史だった(後編) 2022.9.20 今年で誕生50周年を迎える「ホンダ・シビック」の歴代モデルに一挙試乗! クルマの端々に見られる、自動車技術の進化の歴史と世相の変化の“しるし”とは? 半世紀の伝統を誇る大衆車の足跡を、技術ジャーナリストが語る。
-
第49回:歴代モデルに一気乗り! 「シビック」の歴史は日本のカーテクの歴史だった(前編) 2022.9.6 今年で誕生50周年を迎える「ホンダ・シビック」の歴代モデルに試乗! 各車のドライブフィールからは、半世紀にわたる進化の歴史が感じられた。私生活でもシビックに縁のあった技術ジャーナリストが、シビックのメカニズムの変遷をたどる。
-
第48回:その恩恵は価格にも! 新型「トヨタ・クラウン」が国際商品に変貌した必然 2022.8.23 プラットフォームの共有と大胆なグローバル展開により、先代比で77万円もの値下げを実現!? 新型「トヨタ・クラウン」の大変身がもたらす恩恵とは? “合理的でまっとう”な経営判断を実践できる、トヨタならではの強みを探った。
-
第47回:用意周到な計画に脱帽 新型「クラウン クロスオーバー」に見るトヨタの“クルマづくり”戦略 2022.8.9 意外性あふれるトピックで注目を集めている新型「トヨタ・クラウン」シリーズ。その第1弾となる「クラウン クロスオーバー」をじっくりと観察すると、そのプラットフォームやパワートレインから、したたかで用意周到なトヨタの戦略が見て取れた。
-
第46回:“走る喜び”も電気でブースト 「シビックe:HEV」が示した新しい体験と価値 2022.7.26 スポーティーな走りとエンジンサウンドでドライバーを高揚させるハイブリッド車(HV)。「ホンダ・シビックe:HEV」には、既存のHVにはない新しい提案が、多数盛り込まれていた。若者にも好評だというシビックに追加されたHVを、技術ジャーナリストが試す。
新着記事
-
NEW
開幕まで1週間! ジャパンモビリティショー2025の歩き方
2025.10.22デイリーコラム「ジャパンモビリティショー2025」の開幕が間近に迫っている。広大な会場にたくさんの展示物が並んでいるため、「見逃しがあったら……」と、今から夜も眠れない日々をお過ごしの方もおられるに違いない。ずばりショーの見どころをお伝えしよう。 -
NEW
レクサスLM500h“エグゼクティブ”(4WD/6AT)【試乗記】
2025.10.22試乗記レクサスの高級ミニバン「LM」が2代目への代替わりから2年を待たずしてマイナーチェンジを敢行。メニューの数自体は控えめながら、その乗り味には着実な進化の跡が感じられる。4人乗り仕様“エグゼクティブ”の仕上がりを報告する。 -
NEW
第88回:「ホンダ・プレリュード」を再考する(前編) ―スペシャリティークーペのホントの価値ってなんだ?―
2025.10.22カーデザイン曼荼羅いよいよ販売が開始されたホンダのスペシャリティークーペ「プレリュード」。コンセプトモデルの頃から反転したようにも思える世間の評価の理由とは? クルマ好きはスペシャリティークーペになにを求めているのか? カーデザインの専門家と考えた。 -
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。
注目のキーワード
注目の記事
-
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集
-
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集
-
ルノーは燃費だけのハイブリッドはつくらない。最新の「ルーテシア」をドライブした。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング総合